ルート:カスケードバレー - サウスロード - barフジワラ - シュラインロード - 逢山峡 - 奥山川 - 新鉄唐櫃
日程:日帰り
コースタイム:8h40min
距離:?km
累積標高:?m
天候:晴れ
気温:?
湿度:?
目的:蛍
単独行
先週ノースロードにヒメボタルを探しに行ったのに引続き、奥山川へゲンジボタル狩りに出かけた。
前回は奥山川からノースロードと廻り、姫、源氏と楽しもうと思っていたのだが、遅がけゆえにノースロードしか廻れずにしかも蛍のホの字も味わえないと言う始末。
そして今回は夕暮れ時には早すぎる時間を持余し、カスケードバレーで納豆そばを食し、Barフジワラにて発泡酒を呑み、奥山川でビールに酎ハイと蒸し餃子を楽しみながら焚火を起こし黄昏を待ったと云うのにFireflyのファの字も見掛けなかったという体たらく。
今年は雨が少ないから蛍の飛びが遅いのだと云う。
「今日は雨だから延期しようか?」
「いや、時期が短いから行けるときに行っておこうよ。いつ残業が入るかもわからへんし」
タイミングさえ合えば阪急のクリスマスツリーよりも輝くというその木々を、地元の人しか知らないのだと彼女は言った。
仕事を定時を少し過ぎたくらいに終え、迎えに来た車に乗り込む。雨はその脚を強めたり遠のいたりはするが一向に止む気配はなかった。
一時間ほどの道程。その頃のボクたちは、どれだけ予定を台無しにするような雨が降りつづけようとも、どれだけその憂鬱な雨雲の下にどれだけ長く一緒にいたとしても、なにも台無しにされることもなく、なにも憂鬱になることなどなかった。
しかし降り止まぬ雨は木を輝かせることはなく、沢沿いの路に数十匹ほど飛び交うだけだった。
だけどその時のことは今でも覚えている。足元を、遥か高く木々の梢を、水路に映り込むぐらい低く飛び交う姿を。そして雨に打たれ咽ぶくらいの草の匂いを。それからひとつの傘で寄り添う彼女の息遣いを。
蛍を観るたびに思い出すその想い。なんてことは全くないが、ふと思い出したので書いておく。
遭遇:ナシ
日程:日帰り
コースタイム:8h40min
距離:?km
累積標高:?m
天候:晴れ
気温:?
湿度:?
目的:
単独行
先週ノースロードにヒメボタルを探しに行ったのに引続き、奥山川へゲンジボタル狩りに出かけた。
前回は奥山川からノースロードと廻り、姫、源氏と楽しもうと思っていたのだが、遅がけゆえにノースロードしか廻れずにしかも蛍のホの字も味わえないと言う始末。
そして今回は夕暮れ時には早すぎる時間を持余し、カスケードバレーで納豆そばを食し、Barフジワラにて発泡酒を呑み、奥山川でビールに酎ハイと蒸し餃子を楽しみながら焚火を起こし黄昏を待ったと云うのにFireflyのファの字も見掛けなかったという体たらく。
今年は雨が少ないから蛍の飛びが遅いのだと云う。
「今日は雨だから延期しようか?」
「いや、時期が短いから行けるときに行っておこうよ。いつ残業が入るかもわからへんし」
タイミングさえ合えば阪急のクリスマスツリーよりも輝くというその木々を、地元の人しか知らないのだと彼女は言った。
仕事を定時を少し過ぎたくらいに終え、迎えに来た車に乗り込む。雨はその脚を強めたり遠のいたりはするが一向に止む気配はなかった。
一時間ほどの道程。その頃のボクたちは、どれだけ予定を台無しにするような雨が降りつづけようとも、どれだけその憂鬱な雨雲の下にどれだけ長く一緒にいたとしても、なにも台無しにされることもなく、なにも憂鬱になることなどなかった。
しかし降り止まぬ雨は木を輝かせることはなく、沢沿いの路に数十匹ほど飛び交うだけだった。
だけどその時のことは今でも覚えている。足元を、遥か高く木々の梢を、水路に映り込むぐらい低く飛び交う姿を。そして雨に打たれ咽ぶくらいの草の匂いを。それからひとつの傘で寄り添う彼女の息遣いを。
蛍を観るたびに思い出すその想い。なんてことは全くないが、ふと思い出したので書いておく。
遭遇:ナシ
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