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■大阪に本格登山の「登竜門」を! 金剛山に高低差千メートル級登山道を整備へ

 千早赤阪村の村民有志が中心となって整備
 大阪に日本アルプスの槍(やり)ケ岳など本格的な登山へ挑戦する“登竜門”をつくろうと、大阪、奈良の両府県境にある金剛山(標高1125メートル)に、高低差約千メートルの「登山道」が整備されることになった。山麓の大阪府千早赤阪村の村民有志が中心となって手がける。千メートル級の高低差がある登山道は近畿では数が少ないうえ、これまで金剛山の登山道は高低差600メートルにとどまっていた。3月24日の登山会で披露されるという。
 発起人は同村二河原辺(にがらべ)の西野敏彦さん(67)ら。整備される登山道は、村役場近くの森屋バス停(同村森屋)から山頂までの全長約8・5キロで、十五年前までの地図に記載されていた山道(やまみち)を探し出して整備し、高低差千メートルを確保した。現在は道として地図に記載されていないが、再び地図に記載してもらうよう国土地理院に働きかける。
 高低差にこだわるのは、日本アルプスに登るには、高低差千メートルの登山道を1日で歩けることが、上級の登山者にとって体力面などからの目安とされているためだ。ちなみに、槍ケ岳では登山口から山頂までの約1680メートルを、1泊2日で登るのが一般的とされる。
 金剛山は標高千メートル超だが、登山口の標高も高く、主要な登山道である「千早本道」(全長約3・5キロ)でも、高低差は約600メートルに過ぎなかった。このため、上級者は近畿では、滋賀県の伊吹山(高低差約1100メートル)や奈良県の八経(はちきょう)ケ岳(同約1310メートル)の登山道に流れていた。
 登山愛好家としてプロジェクトに協力している辰巳晃さん(65)は「高低差千メートルの登山道は、多くがアクセスの悪い場所にあり、宿泊しなければならない。だが、金剛山は都市部からも近く、日帰りができて便利だ」と話す。
 西野さんらは昨年11月、登山道を再整備するため「金剛登山千早赤阪倶楽部」(会員68人)を結成し、それぞれが資金を持ち寄り、同月下旬から、整備作業を開始。安全に登れるよう、標識約50本も設置した。「山ガール」という言葉も生まれ、登山ブームの昨今。登山客を誘致したい同村も歓迎しており、松本村長は「今後、村で登山マップを新調する際はこの道も盛り込みたい」と語る。
 辰巳さんは「登山ブームを一過性に終わらせたくない。気軽に訓練を積んで、名山にチャレンジし、感動を味わってもらいたい」と話している。

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