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スーパームーンナイトハイク

日程:2014/08/11(日帰り)
ルート:神戸高校 - 上野道 - 掬星台 - 上野道 - 摩耶ケーブル下駅

コースタイム:?
距離:?
累積標高:?
天候:曇り時々晴れ
気温:?
湿度:?
目的:スーパームーン
同行者:シラモッちゃん、カンベ、ジョンヒ、ガマくん、ヨーコちゃん、リンちゃん、トモちゃん、他、計20余人

シラモッちゃんからの招待を受け、久しぶりのナイトハイクをした。
当初、8人の予定だったのだが、諸々の事情により20人を越える人数となっていた。

神戸高校横を抜け、上野道を進む。夜の闇に閉ざされた山道に点々とヘッデンの灯りが連なる景色は、キャノンボールを彷彿させる。
ボクはスピーカーの音量を上げて、最後尾から先頭まで追い抜いて行った。

路には台風11号により折られた枝が散在し、所々は崩落し、落石が路の傍に転がっていた。
メンバーの中には、ロード専門の人や山登りしかしていない人もおり、極めてゆっくりとしたペースで進む。それでも後ろから声が掛り度々足を止めた。

朽ちた山門の迂回路を進み、石段を駆け登った。旧天上寺跡から眺めるが、雲に覆われた夜空に月の形は窺えない。
遅れる後続を待つ間にヘッデンを燈した集団と擦れ違った。同じくスーパームーンナイトハイクをする人が居るんだ、と思っていたが、オテルド摩耶のスタッフの人たちなのだと、にーやんが云った。だから当然、702も閉店しており、ビールを楽しむことは出来なかった。

ブラックライトに照らされた掬星台を、服を、シューズを、バックパックを、そこに散りばめられた白い部分を光らせながら展望台へ向う。
展望台には肩を寄せ合い言葉なく空を見つめるカップルが数組、先客として腰を下ろしていた。
空を見上げると雲の切間より月が姿を現し始めていた。正直、全く期待していなかったスーパームーンの姿に、皆、テンションが上る。
その喧騒を避け、いつしかカップル達は姿を消していた。

帰り道も先頭を行く。後にはライトがないので背後から照らして貰っているジョンヒの友達、ジョンヒ、トモちゃん、ヨーコちゃん、シラモッちゃんと続く。シンガリには、ガマくんやニーやんが付いているし、リンちゃんもいることだから、安心してサクサク降り進んだ。
「チョット休憩しましょう」の声に、広場で後続を待つ。続々と後続が追い付いた。木々の切れ間にハッキリと月が浮び上がり、カメラを向け始める。
随分離れてしまったんだな、と思い始めた頃、ニーやんが現れた。
「あれ、先に下りてしまったんですか」なんて言われ
「いいや」と返す。
「もう少し居る」と言ったガクと、展望台に残ったのだと言う。
ここまで駆け下りたが、誰とも遭わなかったそうだ。
「間違えて、青谷に下りたんや」それは確信に近かった。
「追いかけます」ニーやんが走った。それにシラモッちゃんが続く。
「チンタ集合で」残ったメンバーを連れ、ボクは上野道を下った。

最後の展望台で夜景を眺めながら全員集まったのを確認する。これ以上道迷いが出てしまうと収集が付かない。
下り始めてすぐ、後ろにヨーコちゃんが付く。物足りないんだろうなと思い、ペースを上げた。軽く走っただけで、列が切れる。分岐点で後続を待ち、再び走る。登山口でスピーカーを切り、みんなを待った。ここからチンタまでは、ロードの下りになる。ボクは歩いて下りたかったのだが、山道では恐る恐る足を運んでいた女性陣は、急に勢い付いて走り出す。
それでも道を知らない彼女らは、ショートカットするボクらに遅れる。
なんか成り行きで、サブスリーのオネーさま達を、サブフォーにも満たないボクが先導しながら走らなければならなくなっていた。

遭遇:ガク、ツグ、タカイちゃん

呑み:チンタ、チンタ

BGM
Flo Rida - Run ft. RedFoo of LMFAO

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