スキップしてメイン コンテンツに移動

白髪岳下見壹日目

百間滝
白髪岳下見壹日目
白髪岳下見貳日目
白髪岳本番

日程:2014/01/24-25
ルート:JR古市 - 白髪岳松尾山登山口 - テン場

コースタイム:0h36min(休憩時間を含む)
白髪岳:721.8m
松尾山:685m

距離:?
累積標高:?
天候:晴れ
気温:?℃
湿度:?%
目的:下見
単独行

ともちんから
「山に連れてってよ、みっちゃん」
って言われていたわけだが、なんだかんだでほったらかしになってしまっていていたわけで、いつぞやの女子会などに寄せて貰った時に
「うち、行きたい山があるんやけど」
なんて言われたわけで、それがランドネだかに載っていた白髪岳なわけで、ボクはその山には登ったことがないわけで、ネットで調べてみたら面白そうな山だったわけで、それじゃあそこにしよかって感じだったわけで、篠山へと向かったわけだ。

白髪岳は古市駅からほど近く、それじゃあ、電車で行こうか、ってことで、うん、ランドネでもそんな感じやった、ってなことで、あっ君も誘おうよって言われたわけで、アキトにもメールを入れたわけだが、いまだに返事はない。
まあ、三宮で一番忙しい焼鳥屋で修行ちうだから、FBもほとんど上がってこないのだから言わずもながらなのかもしれない。
一緒に呑んでいても、忙しい以外の言葉を聞いた事がないのだから仕方ないのだろう。
それでも、行きますって言っているし、もちろん連れて行くつもりやし、たとえ返事がなかろうと、一緒に行くつもりやった。
そんなこんなで、問題が多そうな山行を少しでも滞りなく進めたい、と白髪岳へ下見にでかけたのだった。

阪急を宝塚でJRへと乗り継ぎ、古市で降りる。
地図に依るとココから登山口まで、少なくとも小一時間くらいは掛りそうな按配だった。
改札を潜り、歴史の残り香が漂う町並みを抜ける。線路を越え田園風景をひた歩き続けていると、白髪岳と松尾山の分岐に辿り着く。山行計画では、松尾山の麓でテン泊し、早朝出掛ける予定だった。だからもちろん迷いなく松尾山への道を歩んだ。

ときは黄昏時。街灯も疎になった道を、ヘッデン頼りに歩く。すると途中の路地より一匹の犬が跳び出して来た。尻尾をフリフリ、ボクの周りを異常なテンションで走る。フンフン鼻を鳴らしては、構ったって、と暗闇の中へと駆けて行った。突然、暗がりより荒々しい息遣いだけを引き連れて、その犬は姿を現した。そして再び鼻を鳴らすと、暗闇の中へと消えて行くのだった。
幾度かそんな襲来に驚かされながらも、ヘッデンの照らす先に、今夜の宿泊地を探していた。そして、川沿いの杉林の奥にそれを見つけた。
枝打ちされた枝を退け、拳大の石を投げ捨てた。多少傾斜はあるが、寝ている間にずり落ちていく程でもない。シェルターの中で湯を沸かす。いつも通りにレトルトのパスタソースを温めた。
何かが駆け寄って来る気配がした。それはシェルターの周りを駆け回る。さっきの犬だ、と思った。如何にも構って欲しそうに、尻尾が引きちぎれる程に、フリフリしている様子が目に浮かぶが、ここは無視を決め込み、淡々とパスタを口に運んだ。
その後もしつこく走り回ってはいたが、晩酌へと移り寝袋に潜り込む頃には辺りは再び静寂に包まれていた。

遭遇:ぞぬx1

呑み:JR古市 - テン場

コメント

このブログの人気の投稿

武庫川水系西ノ谷遡行

武庫川水系西ノ谷遡行 武庫川水系太多田川赤子谷左俣 日程:2014/07/02-03(一泊二日) ルート:親水広場1613 - 入渓1628 - 霞滝1635 - 桜滝1648 - 満月滝1716 - 尾根1741 - 大峰山1834 コースタイム:2h 21min(休憩時間を含む) 距離:? 累積標高:? 天候:晴れ 気温:? 湿度:? 目的:沢登り 単独行 表六甲の沢の汚さに嫌気が差し、武庫川渓谷なら少しはマシだろうと西の谷を目指した。ついでに裏六甲の沢を幾つか絡めるつもりだ。 家の用事を何かしら片付けていると、なんだかんだでいい時間になってしまっていた。 宝塚でJR(宝塚-武田尾¥200)に乗換え、武田尾の駅より廃線跡を辿る。 放置され風化するに任されたトンネルを二つ抜け、親水広場から櫻の園へと入る。その入口を流れる沢が西の谷だ。 先ずは「もみじの道」を辿り、すぐに出会す堰堤を越えてから入渓する。そこですぐさま身支度を整える。沢足袋に履き替え、ラッシュガードを着る。電子機器はジップロックなり、サラスパの袋なり、LOKSAKなりで包み、ORのドライコンプサミットサックなり、EXPEDなりに突っ込んで完全防水にした。 最初の釜に入り腰まで浸かった。身体に籠った熱が嘘みたいに引いていく。暑さに負けてビールや酎ハイ片手に歩いた街中の暑さが、幻だったかの様に思えてくる。 幾つかの小滝を越え、10m程度の滝(霞滝)に出会った。越えられそうな気もするが、メットをも忘れてしまった単独行なので自重する。そして、定石っぽい右岸のルンゼから上った。そこに掛けられた残置ロープを頼るまでもないが、あったらあったでそれは楽だった。 再び緩い斜瀑を幾つか越えていく。そして幾段かの滝で構成された大滝と出会った。下から見上げても、どこが滝口か定かではない。それほどの連なりだった。 しかしその一段目に取付くには茶色く泡立った釜に浸かるか、無理矢理ヘツッて滝に寄るかしかなかった。もちろんその濁りに浸かりたくも無かったし、スタンスやホールドは随所に見られはするが、万が一落ちてしまった時のことを考えるとヘツるのも二の足を踏む。 結局、またまた右岸より草付きを登り、一段目を越えた辺りでトラバースし、上へと続く残置ロープを跨いで、滝へと戻った。

南北ドントリッジ下見

日程:2014/10/08(日帰り) ルート:長峰霊園 - 摩耶東谷 - 山寺尾根 - 掬星台 - 桜谷道 - 徳川道 - 北ドントリッジ - 分水嶺越林道 - 布引道 - 新神戸駅 コースタイム:04h 04min(休憩時間を含む) 距離:13.179km 累積標高:1,054m 天候:晴れ 気温:? 湿度:? 目的:例会山行下見 単独行 例会山行のリーダに指名されたからにはヤラざるを得ない。もちろんやること自体は、ヤブサカデハナイ。 「山羊戸渡」を要望されていたのだが、なんかみんなに過大評価している感、満載なルートなだけに気持ちがどうにもこうにも盛上らない。 って云うか、かつてそんな多大なる期待を受けて連れて行ったのに、その数多過ぎる所期を満たすことなんてとても出来やしなくて、ガッカリルートに認定されたことからも気持ちが萎えてしまう。 結局、余り足を踏み入れないコースを案内しますよ、なんて言葉を濁す。とどのつまり「山羊戸渡」までのアプローチの長さ故にダレタ気持ちを、その先から続くひたすらシンドイだけのアルバイトに過ぎない行程を満足させられるだけの力量を持ち合わせていないってコトだけのことだ。 で、選んだのは、摩耶東谷から南北ドントリッジへと続くルート。 ボクは通常、摩耶東谷を辿る時は、日本三大廃墟として名高い「マヤカン」へと詰めるのだが、一応、立入禁止となっている個人所有の敷地へと不法侵入すべく皆を連れて行くわけにも行かず、かと云って摩耶東谷を通しても、最終的にシンドイだけの藪漕ぎになるので、少しはマシだろうと山寺尾根へ抜けるルートを選択した。 通常、ボクひとりで上るのなら、摩耶東谷を谷通しで行くのだが、同行者が居るとなるとそうも行かない。摩耶東谷より入渓し、堰堤を捲いたところで山寺尾根との分岐へと戻った。そこで堰堤工事を知る。この路へは立入禁止だと知った。 山寺尾根をそのまま辿り、途中の広場から摩耶東谷へ下りる路を調べた。だがそこも、人を連れて行くにはどうかなって、路だった。 だからボクは、谷通しで良いかなって思った。 谷を歩く内は涼しくて良かった。だが、一度沢を外れ尾根を伝うと、その急勾配ゆえに、晩秋とは云え、まだまだ激しく照りつける日差しゆえに、段々と消耗していった。 今日はとても暑い日で、リュックの重

風吹岩の猫たち 2014年4月16日

iPod touch iPod touch iPod touch 2014/04/16(日帰り) ルート:阪急芦屋川 - 鷹尾山 - 荒地山 - 風吹岩 - 金鳥山 - 保久良さん - 保久良さん表参道 - 阪急岡本 コースタイム: ?h.?min(休憩時間を含む) 風吹岩:447m 地形図:西宮 距離:?km 累積標高:?m 天候:晴れ 気温:? 湿度:?% 目的:風吹岩の猫 単独行 遭遇:猫×3(キジトラ×3)