スキップしてメイン コンテンツに移動

白石谷下降

ルート:高座ノ滝 - 地獄谷 - ロックガーデン - 風吹岩 - 横池 - 打越峠 - 黒五谷 - 住吉道 - 魚屋道 - 白石谷 - 紅葉谷道 - 西お多福山 - 住吉道 - 黒五谷 - 芦屋カントリー - 風吹岩 - ロックガーデン - 地獄谷 - 高座ノ滝

単独行(横池までは8人)

■あまり役に立たない六甲山ルートガイド 白石谷編
(経験者向け)
コースタイム 1'02"

"概念図(こんちゅう山荘無料休憩所さん)"

全国に四十八滝と名の付く滝は数多くありますが、皆、それぞれが48あるわけではありません。縁起の良いたくさんの数という意味で四十八という数を使っています。八百万とかと同じ使われ方ですね。
その四十八滝を冠した滝群が六甲山にもあります。有馬四十八滝です。
そして、有馬四十八滝のある谷筋のひとつに"白石谷"があります。このルートは熟練者向けとされていますが、決してそんなことはありません。確かに滝を高巻く幾つかのルートは、狭く、足を踏み外せばタダでは済まない事態になりますが、遡行する場合であれば、特に難易度の高いところもないでしょう。
ただ、降下する場合には、迷いやすいポイントが幾つかあります。

11:44 A懸
12:17-12:47 風吹岩
12:49 横池
13:15 住吉道
14:20 本庄橋跡
14:49-14:56 一軒茶屋

14:58 白石谷分岐
魚屋道を二三分ほど下ると、白石谷への分岐があります。

笹を漕ぎながら進むと、直進する路と、谷へと下る路に分かれます。赤ペンキでこれでもか、とマーキングされているので、直ぐに分かります。
沢沿いを下っていくと、一つめの砂防ダムに突き当たります。
赤く書かれた矢印の先には、さも"これをお使いください"と梯子が置かれ、その横には良い具合にポッカリと穴が開いています。
しかし、"待て あわてるな これは孔明の罠だ"とスルーし、左から巻きます。

あの穴を抜けるとココに出ます。


正解ルートにはタラップが設けられていますので、こちらから下ります。

この巨大な砂防ダムを、一々越えていかなければならないので、精神的にしんどくなります。
大きさ比較のためにカ○リーメイトを置いてみました。

この先にもマーキングが数多く付けられているため、迷うことはありません。何処かに"祝ってやる"と書かれていても不思議ではないくらいペンキだらけです。

15:24 第四砂防ダム
迷いポイントその一
四つめの砂防ダムに上ると、いきなり目印のマーキングが無くなります。
そこで三択
1.斜面をトラバースする踏み跡を辿る

2.タラップは無いが、階段状に刻まれたダムを下りる

3.反対側へと渡り、ルートを探す

多分どれでも正解。
しかし、3番が一番楽です。ボクは3番を選びました。

この先はお待ちかねの滝三昧に移ります。
まず、大安相滝(7m)、小さいながらも美しい二段滝。滝口の右からザイルを伝って下ります。

15:44 白竜滝(15m)
迷いポイントその二
滝口へと進み、ルートを探します。右は見るからに無理なので、左へと辿ります。確かに白テープが巻かれてはいるのですが、ルートが分かりません。仕方がないので、岩肌に積もった落ち葉を払いながら、ホールドを捜して下りていきます。しかし、その岩の脆さから、"無理、これ以上無理、熟練者向けをなめとった、これを下りなアカンのやったら、初心者のままでええわ"と泣きが入り、引き返します。

巻き路は無いのかと捜すと、少し戻ったところにしっかりとありました。先程下った崖はルートではないようです。危ないところでした。

最後に白石滝(10m)を越え、裏紅葉谷道へ抜けます。
人の立ち入りが少なく、深山幽谷といった感じでいい路です。白石滝から遡行し、大安相滝で引き返しても良いかもしれません。そこから上は砂防ダムばかりで面白味に欠けますし。

16:00 紅葉谷道
16:34 極楽茶屋跡
16:54 西お多福下山口
17:19 住吉道
17:47 芦屋カントリー
17:58-18:13 風吹岩
18:25 A懸
18:41 高座ノ滝

コメント

このブログの人気の投稿

トゥエンティクロス終了のお知らせ

ルート:上野道取付 - 展望広場 - 掬星台 - 摩耶ビューテラス702 - 桜谷道 - 徳川道 - トゥエンティクロス - 新神戸 コースタイム:4h 55min(休憩時間を含む) 掬星台:692m 距離:?km 累積標高:?m 天候:雨一時豪雨 気温:? 湿度:? 目的:水遊び 単独行 「20+エライ事になっとうで」 シンちゃんからそう聞いたからには、そこに行かないわけにはいかなくなった。 何でも二十渉は、ここ連日のゲリラ豪雨により底なし沼と化しているそうだ。そして、そこで、クツを脱ぎ、膝まで砂に浸かり、腰まで沈み込んだところでようやく諦めて引返したという。 ナントカっていう動画(酔っ払っていたから何回も聞いたけど忘れた)で、底なし沼からの脱出方法を観ていたから大丈夫やったけど、知らんかったらホンマにヤバかった。先ず片脚を抜いて腹這に横たわり、腕を広げて沈み込まないようにしてもう片方の脚を引き抜くねん、なんて嬉々として語る。 それならボクはその先まで行ったろう、とその先までますます行かないわけにはいかなくなったのだった。 甲山へ走るというみんなとは別に二十渉を目指した。 始めは長峰から桜谷を抜け徳川から二十渉へ向おうと思っていたのだが、昨夜の2時過ぎまでの酒によるダルさと朝から降りそぼる雨に嫌気がさし、12時過ぎのスタートの上野道上りとなった。 「上りの報告と下山の報告は、ちゃんとしてや」の約束を守り、FBに入山届を上げた。 展望広場では早々に朝食兼昼飯となるガーリックトマトパスタを食す。 降り濡つ雨を避け、掬星台の702でビールを傾けながらFBに応える。そんな束の間の休息のうちに、雨脚は一際激しくなっていた。カウンターからソファーへ移り、ホットドッグにドリンクバーを追加した。そしてドッシリと腰を据え、宇宙兄弟を紐解いた。 もう帰ったろかなってのが正直本心だった。しかし、雨も小降りになった事だし、宇宙兄弟もアニメに忠実(アニメが漫画に忠実の間違い)でオモロかった事やし、気を取り直して、濡れそぼつ気にもなったわけだ。 雨の桜谷は、晴れの日よりもむしろ好ましかった。木に降り注ぐ雨が枝を伝い集まり、洞よりほとばしる様を眺めたり、路行くひとの歩みにより削り磨かれた窪みを、あたかもそこが滑床であるかのよう...

紀ノ川水系下多古川 本谷遡行 一日目 2020年6月6日

六月も初めだというのに全国各地で真夏日をたたき出す猛暑が続くなか、これはもう沢だな、と沢装備を整え出社する。 沢足袋のフェルトを張替えていなかったなと、石井スポーツで草鞋を買って大峰を目指した。 「関西起点 沢登りルート100」が見当たらないのでネットで適当に遡行図を探すが途中までのものしか見つからない。 初心者向けの容易な沢で登山道も沢筋に付いているみたいなことが書かれているから、オンサイトで大丈夫だろうとろくに情報も集めずに旅だった。 これがまたえらい苦労する羽目になろうなどとは何も知らずに。 沢沿いに今なお残る集落を抜け川をまたぐと一軒の建物が目についた。 確か川を渡ってすぐぐらいのところが取付きだったよな、うろ覚えの遡行図を思いだし、簡易浄水場の横から続く踏み跡をなぞって入渓した。 朽ち果てた取水口を越えるとすぐ、滝に出会った。 沢足袋に履き替え、草鞋を結ぶ。妙に鼻緒が短くて履きにくい。 念のためi-padで遡行図を確認する。6mの斜瀑(F1)とある。確かに6mくらいの高さだが、斜瀑というかふつうに滝だ。 直登できなくはないが、シャワークライムを強いられる。 思ったよりも気温が低いし日差しもない。入渓したばかりで体も温まっていないのに滝に打たれるのはいややなと、右岸の草付きを捲く。これが見た目以上に悪い。岩の上にうっすらと土がのり、頼りなげに草が生えている程度だった。 手掛かりになる樹根はおろか、幼木ですらほとんど手の届く範囲にはない。 それでも登れそうなポイントを探し、左へ左へとトラバースしていく。しかし、楽に登れそうなところは見つからず、心が折れた。 しかたがない。直登しようと緩んだ草鞋を結びなおした。 途端に鼻緒が切れた。ブチッとした手触りと共に、ボクの張りつめた気持ちも切れた瞬間だった。 取水口より手前まで戻り、今度は左岸を高捲く。獣道やもしれぬかすかな踏み跡をみつけ、たどる。 F1を越えて再び沢へ下りたいのだが、どれだけ探しても下りられそうなルートがない。捨て縄でも張れば別だが、戻ってこないので回収もできない。 下りられないのなら上を目指すしかない。どこかに登山道がついているかもしれないし、いっそ...

稲村ヶ岳

十津川水系川迫川モジキ谷遡行(初日前編) 十津川水系川迫川モジキ谷遡行(初日後編) 十津川水系川迫川モジキ谷遡行(二日目) 稲村ヶ岳 山上ヶ岳 ルート:モジキ谷取水口 - モジキ谷 - 稲村ヶ岳尾根 - 稲村ヶ岳 - 大日山 - 稲村小屋 - 山上ヶ岳 - 大峯山寺 - 宿坊 - 大峰奥駆道 - 吉野 コースタイム:?(休憩時間を含む) 稲村ヶ岳:1726.1m 大日山:1689m 山上ヶ岳:1719.3m 小天井ヶ岳:1211m 大天井ヶ岳:1438.9m 四寸岩山:1235.8m 青根ヶ岳:858.0m 日程2012/07/14-2012/07/15(一泊二日) 距離:?km 累積標高:?m 天候:晴れのち曇り 気温:? 湿度:? 目的:朱印 単独行 尾根へ上り詰め、一息吐いた。 そこでようやく沢靴を脱ぐ。足はふやけ、白くシワシワとなっている。空を見上げて佇んだ。そして今日の短い沢登りの経験と反省と微かな記憶の残滓に身を浸した。 しっかりと足を乾かさなければ。そんなボクの思いを無視するかのように、ボクの周りにブヨ達が纏わり付いてきた。 辛抱たまらんとばかりに、未だふやけた足にラフマの靴下を履いた。そして急ぎ、トレランシューズに履き替えた。それから更に迫りくるアブを避けて走り出す。 バリゴヤの頭から稲村ヶ岳まで踏み跡らしい踏み跡もなく、時より正しい路を進んでいるのか不安になった。そうして迷い迷いながらも稲村ヶ岳山頂の展望台に辿り着く。立ち去ろうとする登山者と挨拶を交わし、展望台へと上る。改めて身支度を整えるが、湿り気を帯びた足の裏や、それが染みついた靴下やインナーソールは今更どうしようもなかった。 そしてボクも、次の登山者と入れ替わるように重たい腰を上げた。 そしてそこから山上ヶ岳へ向かう路にもまた迷った。 稲村ヶ岳から山上ヶ岳間は行き交う人も多いはずなのに、踏み跡もしっかりと付いているはずなのに、それでも迷い、藪を漕ぎ、崖みたいなところを下り、しっかりと踏み固められた登山道にやっとの事で出たのだった。 薄暗い鞍部に一軒の小屋があった。 その周りに行く筋もの水の流れがあった。そのうちのひとつに近寄り、プラティパスを満たす。ボクも安堵の気持ちで満たされていく。これで何も不安になる事はなくなっ...