K-5Ⅱs SIGMA8-16mm F4.5-5.6 DC HSM
Long wrong way.
There was a long trail in the city of Hong Kong.
It was a beautiful scenery very well.
Google Mapを印刷していったのに迷っていた。
歌連臣角天主教墳場を真直ぐに上る路のどん突きより線が続いており、そこからtrailに入れるはずだった。
なのに途中で左に30度折れたのは、そちらの階段の方がより高みへと連なっていたから。
階段を登りきると、わずかな斜面を越えたその先に平行に走る路が見えた。
concrete保護の法面をよじ登り柵を越えた。
嫌な予感がしたのはその時からだった。
そこに前回迷いに迷って敗退した管理通路と同じ臭いを感じたからだ。
上へ延びる階段を見付け、前回と同じ絶望を味わい、路を遮る茨に服を裂いた。
そしてようやく辿り着いた、道としてあるべき姿の階段。
それが天主教墳場の入口から真直ぐ続いたその果てにあったのかどうか考える余裕もない程に疲れ果てていた。
郊遊地點の奥には四阿が建てられ、入口には周辺図、路の行き先を示す道標が立てられていた。
道標が示す先へと進む。すぐに路は分かれ、真直ぐ先は小西灣、下へと続く路は大浪灣を指示していた。
しばらく小西灣へ向かって進んだのは大浪灣が龍脊の終着だとの記憶があったからだ。
龍脊の始点は小西灣ではない。土地灣だ。小西灣は柴灣と大浪灣の間に見た地名。前回の反省会の時、見知った地名だった。
郊遊地點へ引返し、龍脊の文字を探した。が、その名は見付らなかった。
その名こそ見付からなかったが、今来た路の反対へ続く路。その先にあるのであろう。
水路沿いの路か、などとなぜ思ったのだろう。地図には水路沿いの路など書かれたいなかった。不得壇進の標識も立てられていたのだ。何故そちらだと思ったのだろう。
route図を確認し、路を間違えたようだがその先で元の路に合流すると思ったのは何故だろう。
木立が日差しを遮る水平道。せせらぎの清涼が考える意思を失った頭を徐々に冷ましていった。
何かがおかしい。そう思った。
もう一度route図を見直す。尾根を挟んで反対側を歩いている。その先は行止りだ。
あわてて引き返す。日没が近いと云うのにどれだけの時間を無駄にしたのだろう。
入口には確かに不得壇進の標識が立ち、引水道沿いにあったのは、まるで反対の小西灣に続く路だった。
残された路は舗装された車道しかなかった。本当にこの路で正しいのか自問自答しながら歩く。
未だ熱に浮かされていやしないか。また思い込みで動いてやしないかと。
ここがtrailであることを示す標識がある。
小休止する為の四阿がある。
Toiletまで500mの看板があった。
route図で確認する。確かにそれくらいの場所にToiletが描かれていた。
そこは龍脊への入口だった。
つまらない水平道をしばし歩く。時折木々の隙間より海が望め、小滝を幾つか乗り越えるのがその単調さに変化を加えていた。
龍脊の道標で分岐したその坂を上り、再び汗ばむ。いや、汗ばむどころの話ではない。
9月も半ばだと云うのに香港はいまだ30度を超える。
そんな季節に低山に登ろうなんて狂気の沙汰だ。
Capの先からは汗が止めどなく滴り落ち、Capilene2はその許容量はるかに超え、TNFのShort Pantsを絞れるほど湿らせていった。
17時を回ったのに日差しはまだ強く、風もまたない。
しかし、眼下には美しい浜辺が広がり、その先には続くのはGolf Course、ひしめく豪邸に奇岩の島々。なだらかに続くtrailの先には岩を露出した山肌が姿を現し、振り返れば山の谷間より摩天楼が顔を覗かせていた。
その全てを暮れゆく夕日が淡く染め上げて行った。思わず言葉が漏れた。
「これを観たかった」
天丼だ。
and they lived happily ever after.
K-5Ⅱs smc PENTAX-FA 77mmF1.8 Limited
K-5Ⅱs smc PENTAX-FA 77mmF1.8 Limited
K-5Ⅱs smc PENTAX-FA 77mmF1.8 Limited
K-5Ⅱs smc PENTAX-FA 77mmF1.8 Limited
K-5Ⅱs smc PENTAX-FA 77mmF1.8 Limited
K-5Ⅱs SIGMA8-16mm F4.5-5.6 DC HSM
K-5Ⅱs SIGMA8-16mm F4.5-5.6 DC HSM
K-5Ⅱs SIGMA8-16mm F4.5-5.6 DC HSM
K-5Ⅱs SIGMA8-16mm F4.5-5.6 DC HSM
K-5Ⅱs SIGMA8-16mm F4.5-5.6 DC HSM
K-5Ⅱs SIGMA8-16mm F4.5-5.6 DC HSM
■補足の様な蛇足
※Long wrong way.
Long long ago.のもじりです。Long wrong away.だったら音がよかったのですが。
それにしても前回に引き続き今回も散々迷いました。思い込みで歩きすぎです。
全ての路は山頂に繋がると思ってますからね、ボクは。上さえ目指していけばOKって思ってますからね。
Long long ago. むかしむかし。から始まる昔話の終わりは、and they lived happily ever after. めでたしめでたし。で終わります。
無事縦走できてめでたしめでたし。でした。
※天丼
ウィキペディア
日程:2017/06/06(日帰り)
ルート:歌連臣角天主教墳場入口1600 - 道迷い - 馬塘坳郊遊地點1618 - 道迷い - 港島徑8段(舗装車道) - 分岐1650 - 馬塘坳峡谷 - 分岐1714 - 龍脊 - 打燗埕頂山1736 - 龍脊 - 土地灣1758
コースタイム: 1h58min.(道迷い、休憩時間を含む)
打燗埕頂山284m
距離:?km
累積標高:?m
天候:晴れ
気温:?
湿度:?
目的:縦走
単独行
巴士
A21 香港空港-中間道彌敦道 33HK$ ×2
780 中環渡輪碼頭-柴灣(東)巴士總站 6.2HK$
9 土地灣-筲箕灣巴士總站 6.9HK$
720 筲箕灣巴士總站-港澳碼頭巴士總站 6.5HK$
天星小輪・Star Ferry
尖沙咀-中環 2.2HK$(下層平日)×2
香港島郊區地圖
華潤万家便利超市
印尼沙嗲屋★★★咖哩雞飯 35HK$
Long wrong way.
There was a long trail in the city of Hong Kong.
It was a beautiful scenery very well.
Google Mapを印刷していったのに迷っていた。
歌連臣角天主教墳場を真直ぐに上る路のどん突きより線が続いており、そこからtrailに入れるはずだった。
なのに途中で左に30度折れたのは、そちらの階段の方がより高みへと連なっていたから。
階段を登りきると、わずかな斜面を越えたその先に平行に走る路が見えた。
concrete保護の法面をよじ登り柵を越えた。
嫌な予感がしたのはその時からだった。
そこに前回迷いに迷って敗退した管理通路と同じ臭いを感じたからだ。
上へ延びる階段を見付け、前回と同じ絶望を味わい、路を遮る茨に服を裂いた。
そしてようやく辿り着いた、道としてあるべき姿の階段。
それが天主教墳場の入口から真直ぐ続いたその果てにあったのかどうか考える余裕もない程に疲れ果てていた。
郊遊地點の奥には四阿が建てられ、入口には周辺図、路の行き先を示す道標が立てられていた。
道標が示す先へと進む。すぐに路は分かれ、真直ぐ先は小西灣、下へと続く路は大浪灣を指示していた。
しばらく小西灣へ向かって進んだのは大浪灣が龍脊の終着だとの記憶があったからだ。
龍脊の始点は小西灣ではない。土地灣だ。小西灣は柴灣と大浪灣の間に見た地名。前回の反省会の時、見知った地名だった。
郊遊地點へ引返し、龍脊の文字を探した。が、その名は見付らなかった。
その名こそ見付からなかったが、今来た路の反対へ続く路。その先にあるのであろう。
水路沿いの路か、などとなぜ思ったのだろう。地図には水路沿いの路など書かれたいなかった。不得壇進の標識も立てられていたのだ。何故そちらだと思ったのだろう。
route図を確認し、路を間違えたようだがその先で元の路に合流すると思ったのは何故だろう。
木立が日差しを遮る水平道。せせらぎの清涼が考える意思を失った頭を徐々に冷ましていった。
何かがおかしい。そう思った。
もう一度route図を見直す。尾根を挟んで反対側を歩いている。その先は行止りだ。
あわてて引き返す。日没が近いと云うのにどれだけの時間を無駄にしたのだろう。
入口には確かに不得壇進の標識が立ち、引水道沿いにあったのは、まるで反対の小西灣に続く路だった。
残された路は舗装された車道しかなかった。本当にこの路で正しいのか自問自答しながら歩く。
未だ熱に浮かされていやしないか。また思い込みで動いてやしないかと。
ここがtrailであることを示す標識がある。
小休止する為の四阿がある。
Toiletまで500mの看板があった。
route図で確認する。確かにそれくらいの場所にToiletが描かれていた。
そこは龍脊への入口だった。
つまらない水平道をしばし歩く。時折木々の隙間より海が望め、小滝を幾つか乗り越えるのがその単調さに変化を加えていた。
龍脊の道標で分岐したその坂を上り、再び汗ばむ。いや、汗ばむどころの話ではない。
9月も半ばだと云うのに香港はいまだ30度を超える。
そんな季節に低山に登ろうなんて狂気の沙汰だ。
Capの先からは汗が止めどなく滴り落ち、Capilene2はその許容量はるかに超え、TNFのShort Pantsを絞れるほど湿らせていった。
17時を回ったのに日差しはまだ強く、風もまたない。
しかし、眼下には美しい浜辺が広がり、その先には続くのはGolf Course、ひしめく豪邸に奇岩の島々。なだらかに続くtrailの先には岩を露出した山肌が姿を現し、振り返れば山の谷間より摩天楼が顔を覗かせていた。
その全てを暮れゆく夕日が淡く染め上げて行った。思わず言葉が漏れた。
「これを観たかった」
天丼だ。
and they lived happily ever after.
K-5Ⅱs smc PENTAX-FA 77mmF1.8 Limited
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※Long wrong way.
Long long ago.のもじりです。Long wrong away.だったら音がよかったのですが。
それにしても前回に引き続き今回も散々迷いました。思い込みで歩きすぎです。
全ての路は山頂に繋がると思ってますからね、ボクは。上さえ目指していけばOKって思ってますからね。
Long long ago. むかしむかし。から始まる昔話の終わりは、and they lived happily ever after. めでたしめでたし。で終わります。
無事縦走できてめでたしめでたし。でした。
※天丼
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日程:2017/06/06(日帰り)
ルート:歌連臣角天主教墳場入口1600 - 道迷い - 馬塘坳郊遊地點1618 - 道迷い - 港島徑8段(舗装車道) - 分岐1650 - 馬塘坳峡谷 - 分岐1714 - 龍脊 - 打燗埕頂山1736 - 龍脊 - 土地灣1758
コースタイム: 1h58min.(道迷い、休憩時間を含む)
打燗埕頂山284m
距離:?km
累積標高:?m
天候:晴れ
気温:?
湿度:?
目的:縦走
単独行
巴士
A21 香港空港-中間道彌敦道 33HK$ ×2
780 中環渡輪碼頭-柴灣(東)巴士總站 6.2HK$
9 土地灣-筲箕灣巴士總站 6.9HK$
720 筲箕灣巴士總站-港澳碼頭巴士總站 6.5HK$
天星小輪・Star Ferry
尖沙咀-中環 2.2HK$(下層平日)×2
香港島郊區地圖
華潤万家便利超市
印尼沙嗲屋★★★咖哩雞飯 35HK$
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