スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

4月, 2014の投稿を表示しています

ケサランパサラン

ルート:六甲ケーブル下駅 - 油コブシ - 縦走路 - 凌雲台 - 縦走路 - 船坂谷道 - 白水峡 - 有馬温泉 コースタイム:4h51min(休憩時間を含む) 距離:?km 累積標高:?m 天候:晴れ 気温:?℃ 湿度:? 目的:藪漕ぎ 同行者:シンちゃん、ナップ 「おっ、ケサランパサラン」シンちゃんが足元の毛玉を拾った。 「こっちにも落ちとうで」ってボクとナップも摘み上げた。 「芯があるで」 「ウサギの尻尾違うか」 「持って帰るんわ、ちょっと勇気いるな」なんてほのぼのしていたその10秒後、衝撃の事実が。 遭遇:カトーさん+α、サヤカちゃん+1、酒市場のオネーさん 呑み:酒市場 - 餃子屋 社領 - 三宮ウマハロ - 三宮Jinan - モンク

湖南アルプス

十二坊 岩根山善水寺 阿星山 金勝アルプス 日程:2014/01/11-13(二泊三日) ルート:道の駅こんぜの里りっとう - 金勝山金勝寺 - 馬頭観音堂 - 竜王山山頂 - 白石峰 - 耳岩 - 天狗岩 - 白石峰 - 茶佛観音線 - 瀬戸滝林道 - r16 - r12 - 東海自然歩道 - 太神山不動寺 - r109 - R422 - 京阪石山寺駅 コースタイム:6h21min(休憩時間を含む) 竜王山:605m 天狗岩:509m 太神山:599.7m 距離:?km 累積標高:?m 天候:雪のち曇り 気温:?℃ 湿度:? 目的:アルプス縦走 単独行 時刻は正午近く。 太神山不動寺の境内で食事を摂れたら良いなって思いながら歩いていた。心許ない水の量に手水鉢で汲めたら嬉しいなって思ったりもしていた。 これまでに摂っていたのは、朝食のラーメンと行動食の柿ピーだけだ。既にそれくらいのカロリーは消費しているだろう。何より温もりと食したって満足感を体内時計に刻み込まれた習性ってヤツが激しく求めて止まなかった。 給水を済ませ、腰を落着かせる場所を求めて境内をそぞろ歩く。 東屋には歳の頃ロクヒチジュウといったグループが宴会を繰り広げ、離れたベンチではカップルが睦まじく弁当を広げていた。 場がないなって思いながら、先へと進む。石段を上り、山ガールと挨拶を交わす。本堂はこれまたボクの好きな懸造りで、これまたテンションが上る。本堂内は雪を凌ぐにも絶好の場所だが、飲食禁止とあった。重要文化財に指定されているだから当然である。 再び石段を下り、東屋の片隅で、宴会の傍で、再びラーメンを食した。 もはや太神山だけで満足していた。文字通り満腹だった。もう音羽山には登らずに、アルプス登山口でバスに乗ろうかとまで考えていた。そこで先ほどすれ違った山ガールと再び逢えるかもしれない、とも思っていた。そこに出逢いなどないかもしれないだろうけど、行動しなければ何もないのだからっても思っていた。つまりその位には、言い替えてみればその程度には、その娘が好みだったのかもしれなかった。 当初からの音羽山を越えて京都に入るってな感じの気持ちは、スッカリ消え失せていた。それどころか湖南アルプスのメインである堂山すら立寄る気持ちすら失せてしまっていた。あ

金勝アルプス

十二坊 岩根山善水寺 阿星山 金勝アルプス 湖南アルプス 日程:2014/01/11-13(二泊三日) ルート:道の駅こんぜの里りっとう - 金勝山金勝寺 - 馬頭観音堂 - 竜王山山頂 - 白石峰 - 耳岩 - 天狗岩 - 白石峰 - 茶佛観音線 - 瀬戸滝林道 - r16 - r12 - 東海自然歩道 - 太神山不動寺 - r109 - R422 - 京阪石山寺駅 コースタイム:6h21min(休憩時間を含む) 竜王山:605m 天狗岩:509m 太神山:599.7m 距離:?km 累積標高:?m 天候:雪のち曇り 気温:?℃ 湿度:? 目的:アルプス縦走 単独行 肩の冷たさに目を覚ました。 夜通ししんしんと降り積もった雪は天幕を押し下げ、己が冷たさと共に夜の冷気を伝えに来ていた。 天幕を内から叩く。サーっと軽く流れる音が響き、空間が拡がる。未だ夜明けまでは程遠いが、雪明りに辺りが白む。中途半端な眠りを嫌い、再びアルコールで喉を焼いた。まだ覚め切らぬ酔いに、眠りへ誘う呼び水は効果的に働く。フォールディングカップに半分の量で早くも瞼は重たくなっていった。 再び降り積もった雪で薄明に気付かなかった。日は高く昇っているのだろうけれど、雪雲はそれを覆い隠している。雪は止みそうにもない。 コッヘルに湯を沸かし、ラーメンの朝食を摂る。便意を覚え、昨晩払った雪に埋れたシューズを探した。荷もそのままに便所へと急ぐ。ご同輩はその途中にテントを張っていたのだが、そこには跡形もなく雪が降り積もるだけだった。 ボクも急ぎ撤収を始める。 そしてこの寒さで凍てついたペグが、ストーブが、ストックが、あらゆる金属としっとりと湿った全てのものが、指先の凍傷に針を突き立てるような痛みをもたらした。 その痛みに耐えかね、手を摺り合わせ股に挟む。痛みは容易には去らない。泣き言を言ったところで、誰が助けてくれるわけでもない。 想定外の降雪に早くも心が折れる。地図を眺め、エスケープルートを探す。道の駅を通るバスは現在不通だって事は、昨夜にバス停の貼紙で知っていた。結局、金勝アルプスを越えないことには、帰ることすらままならなかったのだ。 初日に購入したゲイターを着ける。こんなに早く使う羽目になろうとは思ってもいなかった。 弥山川でも使

阿星山

十二坊 岩根山善水寺 阿星山 金勝アルプス 湖南アルプス 日程:2014/01/11-13(二泊三日) ルート:十二坊テン場 - 磨崖不動明王 - 岩根山善水寺 - 阿星山長寿寺 - 阿星山常楽寺 - 阿星山 - 道の駅こんぜの里りっとう コースタイム:10h15min(休憩時間を含む) 阿星山693.1m 距離:?km 累積標高:?m 天候:曇りのち雪 気温:?℃ 湿度:? 目的:朱印 単独行 気を取り直し、地図を確認して、長壽寺へ向けて国道沿いを歩く。途中、旧道に入り案内板を頼りに辿った。 山門には先客がひとり。ゴツい三脚を傍に立て掛け、寺男と言葉を交わす。朧げに漏れ聞こえてくるのは、撮影が、とか、裏から廻るんですか、とか、堂宇内でのライトが、とか、そんな途切れ途切れの言葉の断片だった。 遠巻きにそれを見守るボクは、その諸用が済んだ後に声を掛けた。 「お札は要りますか」そんな問い掛けに「いえ」とだけ応えた。 「それではこれで、甘酒が頂けますので」と、一葉の厚紙を手渡された。 本堂前には、何やら仰々しいカメラが据え付けられている。何か取材でもあるのだろうか、と訝しみながらも本堂へと歩む。 それにしても何処で甘酒を振舞われるのだろう、と境内を巡るがそれらしき場所は見つけられなかった。そう云えば山門の近くに茶店らしきものがあったな、と参道を引き返した。しかしその茶店らしき建物も堅く門を閉ざしていた。 「甘酒を頂けると伺ったのですが」 オイズルに輪袈裟を掛けた女性に声を掛けた。 「鬼ばしりが終わった後に本堂で振舞われます」 そりゃあそうだ。行事があるからこそ振舞いがある訳だ。 「二月堂でお水取りってありますやろ」 寒空の中で震えながら、松明を抱えながら走り廻る僧侶の姿を仰ぎ観たのを思い出す。 「あちらさんは二月に行うのですが、こちらでは一月にやります」 あれはどの彼女と観に行ったのだったか。 「珍しい行事ですので、観ていかはったら宜しいのに」 人混みの中、降り来る火の粉を思い出す。 「こちらさんでも松明を持って走るのですか」 それを動画で撮っていたはずなのだが、何処にあるのだろうか。 「本堂の天井を焦がしたことがあって、それ以来、本モンの火は使うてません」 あれは、リコー

記念すべき、第10回 六甲縦走キャノンボールランも無事DNFしたことだし、いつも通りにクリーンハイクに出かけてみた

日程:2014/04/16 ルート:伯母野山登山口 - 長峰山東尾根道 - 天狗塚 - 長峰山西尾根道 - 杣谷峠 - アゴニー坂 - 掬星台 - monte702 - 上野道 - 摩耶ケーブル下駅 コースタイム:3h51min(休憩時間を含む) 距離:? 累積標高:? 天候:晴れ 気温:?℃ 湿度:?% 目的:クリーンハイク 単独行 仕事の関係上、最後のゲイ部門参戦となった記念すべき「第10回 六甲縦走キャノンボールラン」 しかし、直前のトレーニングでのオーバーワークによる膝痛と、相変わらずのパートナーのリタイアによるメンタルへの微々たるダメージと、過去最大の荒れ模様とも云うべき長雨に見舞われての寒さで、一本半でのリタイアと相成りました。 でも楽しかったから、なんくるないさー。 そしてのクリーンハイク。いつもの東縦走路を止めたのにはワケがある。既に多くの人達に依るクリーンハイクで「ほとんどゴミが落ちていなかった」ってな報告も受けていたし、御礼参りに702やShin's BURGERを訪れようと思っていた事もある。なにより、このところの陽気で山菜が芽吹きだしているのではって、打算もあることにはあった。 実際、目星を付けていたタラの芽は既に摘まれ、登山道を少しばかり外れた高木の芽を摘んだり、食べるには足りるがさほど大きくはないそれを摘む羽目となった。他にはゼンマイの群生を採取し、ひとり分で一食位には足りる位の量となっていた。 「みっちゃんの下宿か思たわ」と言わしめた702で、登る前から食べようと思っていた「ソースカツ丼」を品切れで食い逃したものの、前回より美味しくなったと自画自賛するカレーライスにドリンクバーでコタツで丸くなり、読み残した「宇宙兄弟」を全巻読みきって、お借りしていた食器を返しての御恩返しとなった。もちろん、当初、原価割れと言っていた摩耶バッチを原価で購入したってのは言うまでもない。 新たに「3月のライオン」を読み耽り、閉店時刻まで居座って恩を仇で返すってな具合が「社会性がない」とか「空気読めない」とかって言われる原因かもしらないけど、なんくるないさー。 黄昏時に、ワカモレスペシャルとドクターペッパーを頼み、何かしらのサービスを受けて店を出る。御礼参りか、集りにいっているのか分からないが、なんくるない

岩根山善水寺

十二坊 岩根山善水寺 阿星山 金勝アルプス 湖南アルプス 日程:2014/01/11-13(二泊三日) ルート:十二坊テン場 - 磨崖不動明王 - 岩根山善水寺 - 阿星山長寿寺 - 阿星山常楽寺 - 阿星山 - 道の駅こんぜの里りっとう コースタイム:10h15min(休憩時間を含む) 阿星山693m 距離:?km 累積標高:?m 天候:曇りのち雪 気温:?℃ 湿度:? 目的:朱印 単独行 昨晩、彷徨い歩くなか見かけた「国宝 岩根山善水寺」の看板でボクのサンパイゴコロに火が着いた。もともとどこかしらの寺も参拝しようかしら、って思っていたもんだから尚更だ。湖南の山々を廻ろうと思っていたのに湖南三山を巡る旅に変っていた。なんとも山違いにもほどがある。 前座にと磨崖不動明王を参拝し、その足で善水寺へ向う。そこでの参拝は9時からって事でしばし待つ。そのつかの間の間、駐車場に併設されたトイレで身支度を整えているとちょうど参拝時間となった。 朱印帳を預け、入山料¥500と共に朱印代¥300を払う。外に貼られた他の二寺の位置を確認していると、案内図付きのパンフレットが差し出された。そんなわずかな気遣いが、計画もナシの予定変更だっただけにありがたかった。 本堂の脇に回り、靴を脱ぐ。堂宇内に薄っすらと差し込む朝日と微かな風に揺らぐ灯明に照らしだされた仏達の面立ちは、憤怒を悲しみに変え、慈愛を狂気に虚ろわすようにも見える。ボクは、煩悩を祓うには到底満たない浄財をし、手を合せた。 荷を整え立ち去ろうとするボクの背に「ご案内しますのでどうぞ」と声を掛けられた。 後から訪れた二人と共に案内を受ける。胎内より発見された籾の話や、それから育まれた稲穂の話。善水寺の名の由来にもなった湧水の話。そしてゆっくりとご参拝くださいと、堂内に並ぶ仏像へと促された。 京都や奈良に次いで国宝の寺社が多い滋賀県ではあるが、観光客の数は圧倒的に劣る。それ故、財政難はいつも付きまとい、多くの文化財が修復されずに於かれているのを多々見掛けてきた。このお寺さんもその多くに漏れず、仏像修復の浄財を募っている。それならお前はキチンと喜捨しているのかと問われれば、なんとも耳が痛い。たいがい、ボクがこうしてユックリと神社仏閣巡りを北へ南へ東に西にと繰り広げる時は、い

白髪岳本番

百間滝 白髪岳下見壹日目 白髪岳下見貳日目 白髪岳本番 日程:2014/03/16 ルート:白髪岳松尾山登山口 - - 篠山市林道ワン谷線 - 白髪岳登山口 - 白髪岳山頂 - 松尾山山頂 - 卵塔群 - 高仙寺本堂跡 - 穴地蔵 - 寺谷山 - JR古市駅 コースタイム:3h50min(休憩時間を含む) 白髪岳:721.8m 松尾山:685m 寺谷山:407m 距離:? 累積標高:? 天候:晴れ時々雨 気温:?℃ 湿度:?% 目的:本番 同行者:ともちん、アキト 集合時刻を10分ほど過ぎても、ダレも姿を現さなかった。 アキトは「BARニシゾノには行きません」と言っていた。先週と同じ轍を踏まないためだ。 トモちゃんからは「頑張って起きるなり」なんて2時半くらいにメッセージが来ていたから、寝坊してやしないかって、チョット心配だった。 取り敢えずトモちゃんに電話をかけた。 「ゴメンなさい、少し遅れます」 即座に返事が返って来た。 「アキトもまだ来てへんから、かけといて」 と電話を切る。 それから1時間近く過ぎてアキトからの着信があった。 何を思ったのか、六甲道にいると言う。トモちゃんもまだ着かない。 のっけからハプニング続きだったが、なんとか宝塚で合流し、古市駅に降り立った。 住山の集落を抜け、林道ワン谷線を登る。途中、倉敷のハイキングクラブがチャーターしたバスが停められていた。追い越せない処で追いついたら嫌だなって気持ちが膨らむ。いやいや、山ガールとの出会いが待っているかもと、前向きに考えることにする。 取付きに設えられた東屋裏で水を補給した。事前に下見をしていたからこそ、この辺りは卒なく進む。 急な階段路を抜け、予定調和でベンチで休息。しばし眺望を楽しんだ。岩陵までは後わずか。岩に取付く集団を認め、アレが倉敷のなんたらだろうかと思った。そのカラフルな色彩は、遠目に若いコらだと思えなくもなかった。 十分過ぎるほど休息を摂ったのだから彼女らの姿は消えていた。そして貸切となった岩場に迎えられた。 積極的に岩登りを楽しみ、2ヶ月ぶりの絶景に迎えられる。 そしてすぐに山頂を迎えた。見どころが過多なほどに次々と現れるのが白髪岳登山だ。 ちょうど昼時を迎えた山頂は、腰を下ろす隙間もないほど