スキップしてメイン コンテンツに移動

ダイトレ紀泉アルプス100kmハイク壹日目

ダイトレ紀泉アルプス100kmハイク壹日目
ダイトレ紀泉アルプス100kmハイク貳日目
ダイトレ紀泉アルプス100kmハイク參日目

ルート:道の駅ふたかみパーク當麻 - 岩屋峠 - 竹内峠 - 岩橋山 - 大和葛城山 - 水越峠 - 金剛山 - 中葛城山 - 行者杉 - 紀見峠 - 岩湧山

日程:20130427-29(二泊三日)
コースタイム:10h 00min(初日、休憩時間を含む)
葛城山:959.2m
金剛山:1,125m
中葛城山:937.7m
岩湧山:897.7m
距離:39.627km
累積標高:3,308m
天候:晴れ
気温:?
湿度:?
目的:100kmハイク
単独行

「二上山からみさき公園まで一日で行けるっしょ」
そんなエリコ一言でGW前半3連休のスタート地点は二上山に決まった。

もともと「金剛・和泉長距離縦走100km」をするつもりだったのだが、関屋駅、屯鶴峰、二上山のいずれからスタートするか決めかねていた。
「キャノンボール往復より楽勝っしょ」
「そりゃ楽やとはおもうけれど、距離があるからなあ」
「まあ、計ってきたるわ」
での二上山スタートだった。

「和歌山まで行かれるんですか」
「ボクもGWの後半に行こうと思っていて」
「地元やのに槙尾山より南に行った事ないんですよ」
「今回は止めて一緒に行きましょうよ、違うか」
「狭山池で走っているチーム知りませんか?」
「ボクは違いますけど、誘われて参加してるんです」
「紀見峠まで走るんやけど、先に着かれるかもしれませんね」
なんて会話を、追い越され、追い抜きながらトレランチームと共に歩んだ。

ボクは10数キロの荷物を背負っているから走ることは出来ない、と言うか、したくない。それでも淡々と歩き続けていると、休憩する夕焼けランのメンバーを抜く、なんて事を繰り返していた。

「金剛山で呑んでいくんで、(それ以降)多分会わないでしょう」
と言葉を交わした通り、それ以降、寂しい山行となっていった。

そんな道すがら、「今日は槙尾山を超えた辺りで幕営しようと思っています」なんて言葉が空しいほどに、岩湧山で早々にツェルトを張る。
それは山焼きされた岩湧山のカヤ場からなら、満天の星空を眺められるのではないかと、写真のアングルまで構成しながら考えながら歩いてきたからだった。
早ゆでのマカロニを茹で、温めたレトルトソースの袋にぶち込み食す。いかくんを肴に焼酎を二杯ほど空けた頃にはすでに日がとっぷりと暮れていた。しかし空は白々と薄明るい。おまけに月まで出てきて、ヘッデンなしに歩き回れるほど辺りは明るかった。
そういえば岩湧山から岸和田の街が見下ろせたんだよなって、その時思い出したんだ。

---------- 反省会 ----------

ダイトレは意外と大きな街に近いので、夜景は期待できるが星空は望むべくもない。

出発前にガス残量の確認を。ジュニアバーナーだから良かったものの、NEOとかだったら調理が出来なるところだった。

これはGW後半の奥駈100kを想定して装備を組んだから反省点ではないのだが、水を持って行きすぎ。装備重量が10kgを越えると極端に歩行スピードが落ちる。
水を減らしていたのなら一時間以上短縮できていた。

遭遇:狭山池夕焼けラン

呑み:金剛山山頂売店→幕営地

コメント

このブログの人気の投稿

トゥエンティクロス終了のお知らせ

ルート:上野道取付 - 展望広場 - 掬星台 - 摩耶ビューテラス702 - 桜谷道 - 徳川道 - トゥエンティクロス - 新神戸 コースタイム:4h 55min(休憩時間を含む) 掬星台:692m 距離:?km 累積標高:?m 天候:雨一時豪雨 気温:? 湿度:? 目的:水遊び 単独行 「20+エライ事になっとうで」 シンちゃんからそう聞いたからには、そこに行かないわけにはいかなくなった。 何でも二十渉は、ここ連日のゲリラ豪雨により底なし沼と化しているそうだ。そして、そこで、クツを脱ぎ、膝まで砂に浸かり、腰まで沈み込んだところでようやく諦めて引返したという。 ナントカっていう動画(酔っ払っていたから何回も聞いたけど忘れた)で、底なし沼からの脱出方法を観ていたから大丈夫やったけど、知らんかったらホンマにヤバかった。先ず片脚を抜いて腹這に横たわり、腕を広げて沈み込まないようにしてもう片方の脚を引き抜くねん、なんて嬉々として語る。 それならボクはその先まで行ったろう、とその先までますます行かないわけにはいかなくなったのだった。 甲山へ走るというみんなとは別に二十渉を目指した。 始めは長峰から桜谷を抜け徳川から二十渉へ向おうと思っていたのだが、昨夜の2時過ぎまでの酒によるダルさと朝から降りそぼる雨に嫌気がさし、12時過ぎのスタートの上野道上りとなった。 「上りの報告と下山の報告は、ちゃんとしてや」の約束を守り、FBに入山届を上げた。 展望広場では早々に朝食兼昼飯となるガーリックトマトパスタを食す。 降り濡つ雨を避け、掬星台の702でビールを傾けながらFBに応える。そんな束の間の休息のうちに、雨脚は一際激しくなっていた。カウンターからソファーへ移り、ホットドッグにドリンクバーを追加した。そしてドッシリと腰を据え、宇宙兄弟を紐解いた。 もう帰ったろかなってのが正直本心だった。しかし、雨も小降りになった事だし、宇宙兄弟もアニメに忠実(アニメが漫画に忠実の間違い)でオモロかった事やし、気を取り直して、濡れそぼつ気にもなったわけだ。 雨の桜谷は、晴れの日よりもむしろ好ましかった。木に降り注ぐ雨が枝を伝い集まり、洞よりほとばしる様を眺めたり、路行くひとの歩みにより削り磨かれた窪みを、あたかもそこが滑床であるかのよう...

紀ノ川水系下多古川 本谷遡行 一日目 2020年6月6日

六月も初めだというのに全国各地で真夏日をたたき出す猛暑が続くなか、これはもう沢だな、と沢装備を整え出社する。 沢足袋のフェルトを張替えていなかったなと、石井スポーツで草鞋を買って大峰を目指した。 「関西起点 沢登りルート100」が見当たらないのでネットで適当に遡行図を探すが途中までのものしか見つからない。 初心者向けの容易な沢で登山道も沢筋に付いているみたいなことが書かれているから、オンサイトで大丈夫だろうとろくに情報も集めずに旅だった。 これがまたえらい苦労する羽目になろうなどとは何も知らずに。 沢沿いに今なお残る集落を抜け川をまたぐと一軒の建物が目についた。 確か川を渡ってすぐぐらいのところが取付きだったよな、うろ覚えの遡行図を思いだし、簡易浄水場の横から続く踏み跡をなぞって入渓した。 朽ち果てた取水口を越えるとすぐ、滝に出会った。 沢足袋に履き替え、草鞋を結ぶ。妙に鼻緒が短くて履きにくい。 念のためi-padで遡行図を確認する。6mの斜瀑(F1)とある。確かに6mくらいの高さだが、斜瀑というかふつうに滝だ。 直登できなくはないが、シャワークライムを強いられる。 思ったよりも気温が低いし日差しもない。入渓したばかりで体も温まっていないのに滝に打たれるのはいややなと、右岸の草付きを捲く。これが見た目以上に悪い。岩の上にうっすらと土がのり、頼りなげに草が生えている程度だった。 手掛かりになる樹根はおろか、幼木ですらほとんど手の届く範囲にはない。 それでも登れそうなポイントを探し、左へ左へとトラバースしていく。しかし、楽に登れそうなところは見つからず、心が折れた。 しかたがない。直登しようと緩んだ草鞋を結びなおした。 途端に鼻緒が切れた。ブチッとした手触りと共に、ボクの張りつめた気持ちも切れた瞬間だった。 取水口より手前まで戻り、今度は左岸を高捲く。獣道やもしれぬかすかな踏み跡をみつけ、たどる。 F1を越えて再び沢へ下りたいのだが、どれだけ探しても下りられそうなルートがない。捨て縄でも張れば別だが、戻ってこないので回収もできない。 下りられないのなら上を目指すしかない。どこかに登山道がついているかもしれないし、いっそ...

山カフェ、メニュー追加しました 2019年10月02日

Leica M8 Voigtländer NOKTON classic 40mm F1.4 MC ビアレッティのブリッカを購入しました。 最初、極細挽きに挽いたマンデリンで淹れたのですが、いまいちでした。 粉っぽいし。 エスプレッソ用の豆を細挽きで淹れるといい感じ。 Leica M8 Voigtländer NOKTON classic 40mm F1.4 MC Leica M8 Voigtländer NOKTON classic 40mm F1.4 MC 日程:2019/10/02(日帰り) ルート:十善寺1309 - 一王山山頂1315 - 十善寺1401 コースタイム:0h 52min(休憩時間を含む) 地形図:神戸首部 距離:?km 累積標高:?m 天候:曇り 気温:?℃ 湿度:? 目的:山カフェ 単独行 高田屋旭店(水道筋)★★★★ チンタ(水道筋)★★★★