OLYMPUS OM-D E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
かなり降られたし、かなり歩いた、野底マーペー登山。
石垣空港から乗ったバスを伊野田3班バス停で降りた。
実際はその少し手前の家の前で降りた。おばぁが降りたついでにボクもそこで降りたのだった。
バスに乗って間もなく降り出した雨は、一層激しくなっている。
そんな天気の中、どうせ眺望もないのにその山を登るのはどうにも気が乗らない。
そこで途中で見掛けた鳥居が気になり、天候の回復を願って、そこを目指したのだ。
しかしそこには神社はなく、伊野田自治公民館があるだけだった。
それでも鳥居の先が気になり、その先へと進んでいった。
ごつごつと露出した石灰岩の岩間を縫って径は続く。その巨大な岩を大木が根で包み込む。
その様はボクの大好きな末吉公園に酷似していた。そう、この地も御嶽だったのだ。
さらに奥へと進もうと小径を行くが、ジャングルに阻まれる。引返し、他の小径を辿る。
そんなことを繰り返していると、ここ岩石公園を整備するおじぃと出逢った。
ここは元々海の中であったこと。ここの地下には鍾乳洞があること。そこへは左手の水路を遡ればいいこと。そこは蝙蝠の糞で覆い尽くされていること。
そんなことを聞いては、入らないまでも覗いてみたくなるってもんだ。
横に廻り込み、水の流れを辿る。しばらく進むと一筋の滝が落ちていた。それは御嶽から流れ出ており、川などなさそうなその地から水が溢れだすのは、なんとも神秘的な光景であった。
とどのつまり結局のところ、明確には鍾乳洞の入口は発見できなかった。
崖の下より水の流れ出す腰を屈めればなんとか入れないでもなさそうな窪みを、対岸から眺めるだけだった。
雨はとても止みそうにない。
それでも御嶽の清涼な空気に触れて、山へ向う気力ぐらいは湧いたのだった。
共同売店で食料を買い込み、海岸を歩く。
伊野田オートキャンプ場を覗き、林道を上って行った。
大野牧場の私道だか、公道だか判らない道を進み、なんとか正しい道を進んでいることに確証を持てたのは、野底岳展望台に辿り着いた時だった。
登山道入口の標識を見付け、山路へと分け入る。
ドロドロに汚れた白人女性とすれ違った。
靴が泥に沈み込むほどの泥路だ。コケないように気を付けなければと思っていたら、思った傍からコケた。
あの女性ほど酷くはないが、膝より下が泥塗れになっていた。
案の定、山頂よりの眺めは良くはなかったが、カンムリワシに出逢えたり、ノラ孔雀を見掛けたり、ノラ馬と見つめ合ったり、ノラ鶏に逃げられたり、デカイ椰子の木だと思ったら椰子の木ほどデカイ羊歯だったり、米原の浜辺で野宿し、底原ダムでは滝も眺め、体調が悪かったから於茂登岳は登山口で引返したけれど、石垣市街地に着くまでワクワクが止まらない愉しい山行だった。
OLYMPUS OM-D E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
OLYMPUS OM-D E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
OLYMPUS OM-D E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
OLYMPUS OM-D E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
OLYMPUS OM-D E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
OLYMPUS OM-D E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PR
OLYMPUS OM-D E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
2016/02/02(日帰り)
ルート:野底林道登山口1518 - 野底岳山頂1530 - 野底林道登山口1543
コースタイム: 0h.25min.
野底岳:282.4m
地形図:伊野田
距離:?km
累積標高:?m
天候:雨
気温:?℃
湿度:?%
目的:ピークハント
単独行
かなり降られたし、かなり歩いた、野底マーペー登山。
石垣空港から乗ったバスを伊野田3班バス停で降りた。
実際はその少し手前の家の前で降りた。おばぁが降りたついでにボクもそこで降りたのだった。
バスに乗って間もなく降り出した雨は、一層激しくなっている。
そんな天気の中、どうせ眺望もないのにその山を登るのはどうにも気が乗らない。
そこで途中で見掛けた鳥居が気になり、天候の回復を願って、そこを目指したのだ。
しかしそこには神社はなく、伊野田自治公民館があるだけだった。
それでも鳥居の先が気になり、その先へと進んでいった。
ごつごつと露出した石灰岩の岩間を縫って径は続く。その巨大な岩を大木が根で包み込む。
その様はボクの大好きな末吉公園に酷似していた。そう、この地も御嶽だったのだ。
さらに奥へと進もうと小径を行くが、ジャングルに阻まれる。引返し、他の小径を辿る。
そんなことを繰り返していると、ここ岩石公園を整備するおじぃと出逢った。
ここは元々海の中であったこと。ここの地下には鍾乳洞があること。そこへは左手の水路を遡ればいいこと。そこは蝙蝠の糞で覆い尽くされていること。
そんなことを聞いては、入らないまでも覗いてみたくなるってもんだ。
横に廻り込み、水の流れを辿る。しばらく進むと一筋の滝が落ちていた。それは御嶽から流れ出ており、川などなさそうなその地から水が溢れだすのは、なんとも神秘的な光景であった。
とどのつまり結局のところ、明確には鍾乳洞の入口は発見できなかった。
崖の下より水の流れ出す腰を屈めればなんとか入れないでもなさそうな窪みを、対岸から眺めるだけだった。
雨はとても止みそうにない。
それでも御嶽の清涼な空気に触れて、山へ向う気力ぐらいは湧いたのだった。
共同売店で食料を買い込み、海岸を歩く。
伊野田オートキャンプ場を覗き、林道を上って行った。
大野牧場の私道だか、公道だか判らない道を進み、なんとか正しい道を進んでいることに確証を持てたのは、野底岳展望台に辿り着いた時だった。
登山道入口の標識を見付け、山路へと分け入る。
ドロドロに汚れた白人女性とすれ違った。
靴が泥に沈み込むほどの泥路だ。コケないように気を付けなければと思っていたら、思った傍からコケた。
あの女性ほど酷くはないが、膝より下が泥塗れになっていた。
案の定、山頂よりの眺めは良くはなかったが、カンムリワシに出逢えたり、ノラ孔雀を見掛けたり、ノラ馬と見つめ合ったり、ノラ鶏に逃げられたり、デカイ椰子の木だと思ったら椰子の木ほどデカイ羊歯だったり、米原の浜辺で野宿し、底原ダムでは滝も眺め、体調が悪かったから於茂登岳は登山口で引返したけれど、石垣市街地に着くまでワクワクが止まらない愉しい山行だった。
OLYMPUS OM-D E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
OLYMPUS OM-D E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
OLYMPUS OM-D E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
OLYMPUS OM-D E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
OLYMPUS OM-D E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
OLYMPUS OM-D E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PR
OLYMPUS OM-D E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
2016/02/02(日帰り)
ルート:野底林道登山口1518 - 野底岳山頂1530 - 野底林道登山口1543
コースタイム: 0h.25min.
野底岳:282.4m
地形図:伊野田
距離:?km
累積標高:?m
天候:雨
気温:?℃
湿度:?%
目的:ピークハント
単独行
コメント
コメントを投稿