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谷川岳厳冬期登山前編

日程:2014/12/29(日帰り)
ルート:JR土合駅下りホーム0811 - 谷川岳ベースプラザ0850 - ロープウェイ - ビューテラスてんじん0913 - 熊穴沢避難小屋1018 - 天狗のトマリ場1027 - 天神のザンゲ岩1056 - RP1103 - 天神のザンゲ岩1112 - 天狗のトマリ場 - 熊穴沢避難小屋1130 - 田尻尾根1217 - 田尻尾根登山口1318 - JR土合駅改札1335

コースタイム:5h24min(休憩時間を含む)

距離:?
累積標高:?
天候:雪
気温:?
湿度:?
目的:ピークハント
単独行

iPodの電源を入れると6:34と表示された。
いつ寝たのか覚えていない。どうやって寝たのかさえも覚えていない。
ベンチの上には、安もんのウィスキーがわずかに残るペットボトルがキッチリと蓋を閉められたまま転がり、読みかけの週刊少年マガジンが伏せられ、行動食なはずのピーナッツかりんとうが8割方食い散らかされていた。

いつ潜り込んだのかも覚えていないシュラフよりにじり出て、朝食の用意をする。
湯が沸くまでの合間に、ウエットティッシュで汗を拭った。顔を拭き取ると痛みが走る。そっと指で触れるとコブが出来ている。もちろん、何処かにぶつけた記憶などまったくなかった。

パウチパックに移し入れたウィスキーを確かめる。空だった。一晩での飲酒。酎ハイ350ml、日本酒300ml、安もんのウィスキー750ml。
それは、スッカリ酒に弱くなったボクの記憶を消すには十分な量だった。

靴下の片方が見つからない。
何処をどう探しても、どうにも見つからなかった。多分、シュラフの中にある。以前、シュラフの中に家の鍵を残したまま畳み込み、危うく家の近所でツェルト泊を強いられる羽目になりそうだったボクが云うのだから、間違いない。(後日、予想通り、シュラフの中より発見されました。暑くて無意識のうちに脱ぎ捨てたのでしょう。なぜ片方だけ外に有ったのかは、未だ持って不明)
それ以上探すのを止め、計481m、486段にも及ぶ試練の階段を登り始めた。

呑み:高崎

遭遇:単独行×1、バディ×2

BGM
Fatboy Slim, Riva Starr & Beardyman - Eat Sleep Rave Repeat (Calvin Harris Remix)

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