■山岳捜索ボランティア 登山家2人に委嘱 東灘署
六甲山系での事故などが相次いでいることから、東灘署は3日、地域のベテラン登山家に山岳捜索ボランティアを委嘱した。県内では初めての取り組みで、遭難や山岳救助事案が発生した場合、道先案内人を務めるという。
同署が委嘱したのは、いずれも神戸市東灘区の下田進さん(71)と伊藤尚毅さん(71)。2人ともでの登山経験が長く、現在もほぼ毎日足を運ぶ。過去にも遭難者の捜索や救助で活躍した経験がある。
東灘署管内では、5月末時点ですでに遭難事案が5件あり、うち1人が死亡。さらに登山客が増える夏場を前に、ベテランの知恵と経験を借りることにした。遭難や救助を必要とする事案が起きた際、署からの連絡を受け、現場に向かう。署がボランティア保険の加入料を負担する。任期は2年間。
下田さんと伊藤さんは「六甲山は傾斜がきつく、地図にない道も多いため、事故が起きやすい。最近は軽装で登る人が多いが、登山仲間にも呼びかけ、事故にならないように協力したい」と話していた。
神戸新聞
六甲山系での事故などが相次いでいることから、東灘署は3日、地域のベテラン登山家に山岳捜索ボランティアを委嘱した。県内では初めての取り組みで、遭難や山岳救助事案が発生した場合、道先案内人を務めるという。
同署が委嘱したのは、いずれも神戸市東灘区の下田進さん(71)と伊藤尚毅さん(71)。2人ともでの登山経験が長く、現在もほぼ毎日足を運ぶ。過去にも遭難者の捜索や救助で活躍した経験がある。
東灘署管内では、5月末時点ですでに遭難事案が5件あり、うち1人が死亡。さらに登山客が増える夏場を前に、ベテランの知恵と経験を借りることにした。遭難や救助を必要とする事案が起きた際、署からの連絡を受け、現場に向かう。署がボランティア保険の加入料を負担する。任期は2年間。
下田さんと伊藤さんは「六甲山は傾斜がきつく、地図にない道も多いため、事故が起きやすい。最近は軽装で登る人が多いが、登山仲間にも呼びかけ、事故にならないように協力したい」と話していた。
神戸新聞
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