ルート:r33 - 惣河谷支流出合 - 長尾山演習場 - 荒神さん
コースタイム:2h 14min(休憩時間を含む)
距離:?
累積標高:?
天候:雨
気温:30℃
湿度:?
目的:珈琲
単独行
暑くてたまらんから沢に行くことにした。
久しぶりに水晶谷でも遡行しようかと思ったのだが、家を出るといきなりの雨。それでも東の方は少しマシみたいなので惣河谷へと出かけた。
すみれガ丘からの道との交差点を少し越えた辺りが取付き。そこから九十九折りの路を下りていく。
上流を見遣るとは5mほどの滝がかかり激しく飛沫を上げている。
支流への取り付きはそこから少し下った辺りなのを確認した。周囲には鉄砲水の跡をそこらに見掛け、ぽつぽつとお湿りをもたらす程度の雨がいきなりの激流をもたらすとはとても思えやしないのだが、ここに留まることを良い気をさせないのは確かだった。というわけで、本流には早々に別れを告げ、支流へと繋がるゴルジュをへつる。水流の少ないその沢は、他に洩れることなく滑りのキツイ岩で覆われていた。かと云って沢用シューズを用意したところで沢伝いに直登していくのでもない限り、全ての滝に巻き路が用意されているようなこのルートでは邪魔にこそなれ、優位には働きそうにない。それならシャワークライムと行こうではないか、なんて思ったところで、人工せずには上ることなど到底出来ない滝も並ぶ。そんな辺りが初心者でも上級者でも楽しめるルートって気もするのだが、その中間に位置するボクにはなんとも中途半端な感じでどう楽しんだら良いのか分からない。ところかしこに並ぶ建前看板もボクの気持ちをより一層盛り下げていくのだった。
今回は、グローブすら持たずに鞄の中身はお茶道具ばかりといった状況なのでそんな観がまた強く、何となく場違い的な思いを重ねていったのは確かだった。それでもF1、F2、F3と上りつめていった。
ようやくF4に辿り着こうという頃、ポツリポツリと降り続いていた雨が一際賑やかさを増していた。
F4の滝口辺りにはフラットな花崗岩の岩盤が拡がり、その上へ張り出した梢は雨を遮るのに有効だった。ここで目的の珈琲を淹れ、雨が止むのを待つ。2、30分待つ。しかし止まなかった。というか、より酷くなっていた。
ここからしばらくはフラットな路が続いている。鞄から傘を出し、携帯やデジカメをゴアのスタッフバッグに詰め込んだ。グローブやフェルトのシューズを持ってこなかったとしても、防水のスタッフバッグを持ってきた事だけは、自分で自分を誉めてやりたい気持ちだった。
コースタイム:2h 14min(休憩時間を含む)
距離:?
累積標高:?
天候:雨
気温:30℃
湿度:?
目的:珈琲
単独行
暑くてたまらんから沢に行くことにした。
久しぶりに水晶谷でも遡行しようかと思ったのだが、家を出るといきなりの雨。それでも東の方は少しマシみたいなので惣河谷へと出かけた。
すみれガ丘からの道との交差点を少し越えた辺りが取付き。そこから九十九折りの路を下りていく。
上流を見遣るとは5mほどの滝がかかり激しく飛沫を上げている。
支流への取り付きはそこから少し下った辺りなのを確認した。周囲には鉄砲水の跡をそこらに見掛け、ぽつぽつとお湿りをもたらす程度の雨がいきなりの激流をもたらすとはとても思えやしないのだが、ここに留まることを良い気をさせないのは確かだった。というわけで、本流には早々に別れを告げ、支流へと繋がるゴルジュをへつる。水流の少ないその沢は、他に洩れることなく滑りのキツイ岩で覆われていた。かと云って沢用シューズを用意したところで沢伝いに直登していくのでもない限り、全ての滝に巻き路が用意されているようなこのルートでは邪魔にこそなれ、優位には働きそうにない。それならシャワークライムと行こうではないか、なんて思ったところで、人工せずには上ることなど到底出来ない滝も並ぶ。そんな辺りが初心者でも上級者でも楽しめるルートって気もするのだが、その中間に位置するボクにはなんとも中途半端な感じでどう楽しんだら良いのか分からない。ところかしこに並ぶ建前看板もボクの気持ちをより一層盛り下げていくのだった。
今回は、グローブすら持たずに鞄の中身はお茶道具ばかりといった状況なのでそんな観がまた強く、何となく場違い的な思いを重ねていったのは確かだった。それでもF1、F2、F3と上りつめていった。
ようやくF4に辿り着こうという頃、ポツリポツリと降り続いていた雨が一際賑やかさを増していた。
F4の滝口辺りにはフラットな花崗岩の岩盤が拡がり、その上へ張り出した梢は雨を遮るのに有効だった。ここで目的の珈琲を淹れ、雨が止むのを待つ。2、30分待つ。しかし止まなかった。というか、より酷くなっていた。
ここからしばらくはフラットな路が続いている。鞄から傘を出し、携帯やデジカメをゴアのスタッフバッグに詰め込んだ。グローブやフェルトのシューズを持ってこなかったとしても、防水のスタッフバッグを持ってきた事だけは、自分で自分を誉めてやりたい気持ちだった。
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