今年初の六甲山登山。
前回、地獄谷をそのまま辿ってしまい、行き損ねたロックガーデンを目指す事とした。
地獄谷からA懸、C懸、B懸を経て、風吹岩へ行く予定を組む。その後、打越峠、西お多福山、湯槽谷山を抜け有馬温泉へ。
コースタイムの合計は7時間50分。ということは、今の時期なら涼しいから7割ほどの時間を見て、5時間半。昼ゆっくり取っても6時間は掛からない計算。
調べてみると道を間違えたのは、小便滝から上って行く道を、また地獄谷へ降りてしまったのが原因のようだ。
カシミールでルートを決定し、gekoにデーターを転送。ナビがどれ位役に立つか試して見たくて、今回のトレッキングを計画したようなモノだ。
早めに出て有馬温泉に入り、また戻ってこようと思っていたが、家を出る時間が遅くなったため、帰りは電車にする。いきなりの予定変更だ。まぁよくある事だが。
10:10 阪急芦屋川到着。
ナチュラルローソンでポカリ500mlとオニギリ3個購入。思ったより気温が高い。意外とバテルかもしれない、フリースは要らなかったか。
10:30 高座の滝に到着。
不動堂で安全祈願をし、身支度を整え、地獄谷へと入る。
沢用の靴を持って来ようかと思ったが、晴天が続いているので水量も無いだろうと思い、いつも通りトレラン用で登る。
最初の滝で落ち葉に隠れた水溜りにハマリ、いきなりテンションが下がってしまう。
今年は暖冬なので必要ないと思うのだが、やたらとアイゼンの痕が刻まれている。
gekoを見てみるが、谷間では電波がキャッチできないようだ。ナビはあまり頼りに出来そうも無い。バックパックに移し、後でトラックログの確認をして見よう。
小便滝から間違えずに進むが、踏み跡が色々な方に分かれている。どちらに進んでいけば良いのだろう?と思いながら進んでいるといきなり雉撃ちの跡。埋めるとか出来ないのだろうか?六甲山に登ると3、4回に一度は見かける。これだけで思い出が、雉撃ちを見た旅となるから不思議だ。
Cとペンキで書かれた跡があり、ここからC懸に行けるのだろうか?と思いつつ先へと辿る。道なりに進み、岩場を登る。どうもコレは違うようだ。
西側に見えるのがA懸であろうか。何処より取付けばよいのか判らなかった。北側に見えるのがC懸か?先ほど見えていた岩に登るとさらに北側にもう一つ高い岩が見える。あれがC懸であろう。そういう事に決めた。(後に分かったが登ったのがC懸で北に見えたのがB懸のようだ。)
風吹岩に数人いるのが見えるが、ロックガーデンには誰もいない。風化が進んでいてかなり脆いため慎重に降りる。誰もいないとこで滑落したら洒落にならんなぁ、焼肉のたれも持ってきていないし、と思い今回は諦める。
砂山のような万物相を越え、谷へと降りてくと、そこより踏み跡は下っていっている。どうやら道を間違えたようだ。また砂山を登るのは御免なので、風吹岩へ向け藪漕ぎスタート。先が見える分、東お多福よりは楽と思いつつもシンドイ。岩を攀じ登ると漸く、登山道へと戻る事が出来た。
11:30 風吹岩到着。
横池の猪親子がウロウロしている。風吹岩のニャンコ達に餌を持って来ようと思っていたのに、忘れてきた事に気付いた。オニギリを分けてあげよう。
少し早いが、昼食を取る事にする。アルコールストーブで珈琲を煎れる。gekoは高度441mを示している。実際は447mだから思ったよりは正確かな?
バテ気味なのでルート変更をする。芦屋カンツリーを抜け、七曲り、一軒茶屋、魚屋道のお手軽コース。
しばらくするとニャンコが寄ってきた。ご飯をつまみ差し出すが、匂いを嗅いだだけで食べようとしない。どうやら気に入らないようだ。一頻り足に擦寄り、媚を売るが、他にくれない様だと判ると他の人の方へと去っていった。現金なヤツだ。次は忘れずに持って来よう。
11:50 風吹岩出発。
体が冷え切らないうちに出発したかったが、少し長居し過ぎてしまったか。
念のためカンツリーの水場で補給し、先を急ぐ。楽ではあるが詰らない道程である。特に語る事も無い。
13:00 一軒茶屋到着。
自動販売機で水分を補給し、魚屋道へと歩みを進める。裏六甲に入るといきなり空気が張詰める。路傍には雪が見受けられる。MTBで下りたら面白そうな道だなぁ、トランポ無いと無理だろうけど、と思っているうちに有馬に着いてしまった。
13:45 有馬到着。
コース変更しなくても良かったか、物足りなさを感じつつ愛宕山公園を抜け、湯泉神社を参拝。宮司さんは留守のようなので諦め、お寺さんを廻る。
”最近朱印を求めて若い女の子が良く来るのだが?”と摂取山念仏寺の住職が不思議そうにされていた。流行っているのか?
有馬稲荷のワンコに会いに行こうかと思ったが、戻るのがめんどくさくなり止めておく。
銀の湯でのんびりし、帰路に着く。
さてお楽しみのトラックログのダウンロード。谷間や木々に覆われているトコではやはりロストしてしまっている。地図と照らし合わせれば、どの様なルートを通ったかは正確に判断できる。
面白いおもちゃを手に入れた。今度はツーリングで試してみよう。
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前回、地獄谷をそのまま辿ってしまい、行き損ねたロックガーデンを目指す事とした。
地獄谷からA懸、C懸、B懸を経て、風吹岩へ行く予定を組む。その後、打越峠、西お多福山、湯槽谷山を抜け有馬温泉へ。
コースタイムの合計は7時間50分。ということは、今の時期なら涼しいから7割ほどの時間を見て、5時間半。昼ゆっくり取っても6時間は掛からない計算。
調べてみると道を間違えたのは、小便滝から上って行く道を、また地獄谷へ降りてしまったのが原因のようだ。
カシミールでルートを決定し、gekoにデーターを転送。ナビがどれ位役に立つか試して見たくて、今回のトレッキングを計画したようなモノだ。
早めに出て有馬温泉に入り、また戻ってこようと思っていたが、家を出る時間が遅くなったため、帰りは電車にする。いきなりの予定変更だ。まぁよくある事だが。
10:10 阪急芦屋川到着。
ナチュラルローソンでポカリ500mlとオニギリ3個購入。思ったより気温が高い。意外とバテルかもしれない、フリースは要らなかったか。
10:30 高座の滝に到着。
不動堂で安全祈願をし、身支度を整え、地獄谷へと入る。
沢用の靴を持って来ようかと思ったが、晴天が続いているので水量も無いだろうと思い、いつも通りトレラン用で登る。
最初の滝で落ち葉に隠れた水溜りにハマリ、いきなりテンションが下がってしまう。
今年は暖冬なので必要ないと思うのだが、やたらとアイゼンの痕が刻まれている。
gekoを見てみるが、谷間では電波がキャッチできないようだ。ナビはあまり頼りに出来そうも無い。バックパックに移し、後でトラックログの確認をして見よう。
小便滝から間違えずに進むが、踏み跡が色々な方に分かれている。どちらに進んでいけば良いのだろう?と思いながら進んでいるといきなり雉撃ちの跡。埋めるとか出来ないのだろうか?六甲山に登ると3、4回に一度は見かける。これだけで思い出が、雉撃ちを見た旅となるから不思議だ。
Cとペンキで書かれた跡があり、ここからC懸に行けるのだろうか?と思いつつ先へと辿る。道なりに進み、岩場を登る。どうもコレは違うようだ。
西側に見えるのがA懸であろうか。何処より取付けばよいのか判らなかった。北側に見えるのがC懸か?先ほど見えていた岩に登るとさらに北側にもう一つ高い岩が見える。あれがC懸であろう。そういう事に決めた。(後に分かったが登ったのがC懸で北に見えたのがB懸のようだ。)
風吹岩に数人いるのが見えるが、ロックガーデンには誰もいない。風化が進んでいてかなり脆いため慎重に降りる。誰もいないとこで滑落したら洒落にならんなぁ、焼肉のたれも持ってきていないし、と思い今回は諦める。
砂山のような万物相を越え、谷へと降りてくと、そこより踏み跡は下っていっている。どうやら道を間違えたようだ。また砂山を登るのは御免なので、風吹岩へ向け藪漕ぎスタート。先が見える分、東お多福よりは楽と思いつつもシンドイ。岩を攀じ登ると漸く、登山道へと戻る事が出来た。
11:30 風吹岩到着。
横池の猪親子がウロウロしている。風吹岩のニャンコ達に餌を持って来ようと思っていたのに、忘れてきた事に気付いた。オニギリを分けてあげよう。
少し早いが、昼食を取る事にする。アルコールストーブで珈琲を煎れる。gekoは高度441mを示している。実際は447mだから思ったよりは正確かな?
バテ気味なのでルート変更をする。芦屋カンツリーを抜け、七曲り、一軒茶屋、魚屋道のお手軽コース。
しばらくするとニャンコが寄ってきた。ご飯をつまみ差し出すが、匂いを嗅いだだけで食べようとしない。どうやら気に入らないようだ。一頻り足に擦寄り、媚を売るが、他にくれない様だと判ると他の人の方へと去っていった。現金なヤツだ。次は忘れずに持って来よう。
11:50 風吹岩出発。
体が冷え切らないうちに出発したかったが、少し長居し過ぎてしまったか。
念のためカンツリーの水場で補給し、先を急ぐ。楽ではあるが詰らない道程である。特に語る事も無い。
13:00 一軒茶屋到着。
自動販売機で水分を補給し、魚屋道へと歩みを進める。裏六甲に入るといきなり空気が張詰める。路傍には雪が見受けられる。MTBで下りたら面白そうな道だなぁ、トランポ無いと無理だろうけど、と思っているうちに有馬に着いてしまった。
13:45 有馬到着。
コース変更しなくても良かったか、物足りなさを感じつつ愛宕山公園を抜け、湯泉神社を参拝。宮司さんは留守のようなので諦め、お寺さんを廻る。
”最近朱印を求めて若い女の子が良く来るのだが?”と摂取山念仏寺の住職が不思議そうにされていた。流行っているのか?
有馬稲荷のワンコに会いに行こうかと思ったが、戻るのがめんどくさくなり止めておく。
銀の湯でのんびりし、帰路に着く。
さてお楽しみのトラックログのダウンロード。谷間や木々に覆われているトコではやはりロストしてしまっている。地図と照らし合わせれば、どの様なルートを通ったかは正確に判断できる。
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