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7月, 2011の投稿を表示しています

山カフェ@天狗塚

ルート:伯母野山住宅街登山口 - 東尾根道 - 天狗塚 - 長峰西尾根 - 長峰霊園 コースタイム:1h 34min(休憩時間を含む) 天狗塚:687.8m 距離:? 累積標高:? 天候:晴れ 気温:? 湿度:? 目的:珈琲 単独行  シンちゃんとガクちゃんとユッキーとリンちゃんとナナちゃんなんてメンツで、モンクから汽笛亭へ流れて4時過ぎまで呑み明かす。  「妙なノリでしたね」とエーちゃん。「ナンも憶えてへん」とシンちゃん。「みっちゃん、ナナちゃん口説いとったで」とガクは云う。そして「いやいや、口説いてへん口説いてへん」と否定するボクがいた。  あれは「横に座ってくださいね♥ ♥ 」ってナナちゃんが椅子を半分空けてくれたから横に座っただけで、あまり記憶が定かではないから「♥ ♥」なんて余計なモンは付いていなかった様な気もしないではないのだけれども横に座ったからには何かしら盛上げ話もするわけで、それでも決して口説いてなどいなかったって主張するのは、腰を抱くような動作もその柔らかなお尻の手触りもボクの左手は一切記憶していないってコトからも確かなわけで、本気で口説く気であったのなら「ボクは包容力がなくて、心が狭いから、キミを想うだけでいっぱいになってしまうんだ」なんて歯の浮くような囁きを即座に32コくらい並びたてて総入歯になってしまうところが一本たりともグラついていないことからも確かなわけで、なによりちゃんと自分の家に帰っているってコトがなによりの証明でもあるわけで、それでも「へえ、あんたもナナっていうんだ」‎なんてしょっぱいことを口にしないぐらいには気をつかっていたようで、次に逢ったときにもそんなグダグダに楽しい酒が呑めそうだよ、って感じだった、ような気がする。  しかしそんなこんなで昼起きの重たい頭を抱えてはどこにも行く気になれず、近場でお茶を濁す。いや珈琲を濁した。 遭遇:犬x1、猪x2

山カフェ@百丈岩

ルート:生野高原住宅 - 静ノ池 - 百丈岩 - 静ノ池 - 生野高原住宅 コースタイム:1h 50min(休憩時間を含む) 距離:? 累積標高:? 天候:ハレ 気温:? 湿度:? 目的:珈琲 単独行 百丈岩より見下ろすと、子供達が駆けめぐり追いかけて拡声器より怒声が響き渡るその姿を見掛け、鎌倉峡で珈琲を淹れる予定を急遽変更。そのままここから引き返すことに。 美味そうなキノコ達 不味そうなキノコ達 通行禁止 遭遇:アオダイショウ

雪彦山

ルート:雪彦山キャンプ場 - 出雲岩 - 大天井岳 - 雪彦山最高峰 - 鉾立山 - 虹ヶ滝 - 雪彦山キャンプ場 コースタイム:2h 18min(休憩時間を含む) 距離:? 累積標高:? 天候:ハレ 気温:35℃ 湿度:? 目的:ピークハント 単独行  三彦山のひとつに名を連ねる雪彦山。日帰りでも十分楽しめるほどご近所さんでありながら、実は訪れるのは今回が初めて。残りふたつの新潟の弥彦山と福岡の英彦山にも登山口までは何度か訪れてはいるのだが一度としてその頂に立ったことがないと、ボクにとってとっても縁の薄い「ひこさん」についに上ることが出来た。  大天井岳から雪彦山最高峰に鉾立山をグルリと回ると4時間半程かかるらしい。しかし遅がけ故にそない時間を喰っては日が暮れてしまうし、それ以上にこの先の道程がしんどくなるってことで、大天井岳まで1時間以内なら縦走、それを越えてしまったのなら虹ヶ滝へと下るショートカットを行こうと決めて取り付いた。  取り付きから山羊戸渡もかくやと云うほどの急坂ではあるが、人通りが多くしっかりと踏跡が刻まれているので、容易に上ることが出来る。  出雲岩。  岩肌には鐙が残され、足元に崩落した岩にはピトンが幾つも打込まれている。そういえば雪彦山で剥離した岩塊ごと崩落し死亡するといった事故があったらしいが、それはここなのだろうか?そのせり出した巨大は岩は、しっとりとした静けさを保っており、取り付いてみたい誘惑に駆られる。ただボクはフリーしかしないので、その岩肌に足をかけることすらしなかった。  出雲岩を大きくぐるりと巻き、鎖場を越えると見晴らし岩へと出る。ヤマユリの咲くその穂先からの眺望はとても良い。  少し戻り、セリ岩を潜抜け、馬の背を越えると間もなく大天井岳の山頂へと着く。変化も眺望もあり、一時間足らずのコースにして既にお腹いっぱいな観はあるが、ピークハントしておこうと最高峰へと向かう。  最高峰眺望無く、鉾立山からは北に開けてはいるのだが、これと云って面白くはない。ただ、そこから先の展望所で眺める大天井岳への眺めは一見の価値はある。  その先は幾多の滝が並ぶ杉林の谷間を進む。所々で出会う滝の流れは美しくもあるのだが、大天井岳から下るコースで十分であろう。ココまでの区間に楽しさが凝縮さえているって感じだった。ショートカットなら1時間半ってトコか?明

沢カフェ@西山谷

ルート: 西山谷 - サンライズDW - シュラインロード - 地獄谷東尾根 - 六甲アルプス - ヨモシロ谷 - 裏六甲DW - 石楠花谷 - 地獄谷西尾根 - アイスロード コースタイム:5h 32min(休憩時間を含む) 距離:? 累積標高:? 天候:ハレのちクモリ 気温:31℃ 湿度:66% 目的:珈琲 単独行 「この先険しいよ」  なんて、ガッコーに通い出してから間もない幼女に声を掛けられたのは西山谷の取付きを上りだして間もない頃だった。  それは、久しぶりに持ち出したガーミンが衛星を捕らえるのを待ちながら、そこを下りてくるオンナノコふたりとハハオヤ合わせて4人の姿をぼーっと眺めていた後のことだった。 「ここ、六甲ケーブルへ向かう道ですよね?」  その問いかけに、違いますよ、ここからは結構遠いですよ、と返す。もちろん西山谷を上り詰めれば六甲ケーブル山上駅の近くに出るのは確かだが、この場合は意図するところが明らかに違っていた。その目指す所は六甲ケーブル下駅だと容易に想像できた。  ちょっと待ってね、と、これまた久しぶりに持ち出したヤマケイの地図を拡げ、現在位置からそこに至までのルートを説明した。 「このコらでも大丈夫?」との質問に、大丈夫でしょ、と答えるが、分岐が多いから迷うかも?と不安もまた口にした。 「迷ったら下りるから大丈夫、大丈夫!」と勇み行く4人の姿を見送りはしたが、無事六甲ケーブル下駅まで辿りつけたのだろうか? 遭遇:幼女x2、母親x2

朝練

ルート:関電新神戸変電所 - 坊主山南登山口 - 坊主山山頂 - 坊主山南登山口 - 関電新神戸変電所 コースタイム:0h 30min(休憩時間を含む) 坊主山:376m 距離:? 累積標高:? 天候:曇り 気温:26℃ 湿度:92% 目的:基礎トレーニング 単独行  夜明けと共に目が覚めたので、出社前にひと登り。 遭遇:ナシ

沢カフェ@惣河谷支流(後編)

ルート:r33 - 惣河谷支流出合 - 長尾山演習場 - 荒神さん コースタイム:2h 14min(休憩時間を含む) 距離:? 累積標高:? 天候:雨 気温:30℃ 湿度:? 目的:珈琲 単独行  F4から豊かな淵を湛えたF5までは、緩やかな沢伝いの路を辿った。  カラッと晴れた夏の一日であったのならジャブジャブと沢通で行きたいほどの自然豊かな景観。しかしひとたび足元に目を遣ると、上流にゴルフ場があるためかそこかしこにゴミがからみつき、足を浸けるのにも躊躇する泡を成す汚れた川の流れ。そのケガレさえなければ、西山谷や大月地獄谷なんかよりもお手軽に楽しめる良い谷なのに、と残念に思う。  そんな事や一向に止みそうもない雨に嫌気が差し、F6F7をとばしてF8へと高巻き6番の岩塔へと上る。眼前にはV字に深く刻まれた谷と、六甲山の連なりが拡がっていた。眺望を得られる沢登りってのもあまりないだけに、ことさら惜しくも感じられる。  F8、F9、F10と堪能し、10番岩場よりシダを掻き分ける踏跡を尾根へと上る。  そこを分け入って間もなく不安が過ぎる。それは、今まで過剰とも云えるほどに案内板やトラロープにテープが張り巡らされていたのに、ここに来てプツリとそれを見掛けなくなってしまっていたからだった。この踏跡へと足を運ぶ前、その横の幹に青テープが貼られていたのをハッキリと確認していた。だからこそ、獣道じみたその踏跡へと踏み行ったわけだった。路を間違えたのかな?とも思ったが、途中で出会した踏跡はこの路を水平に横切るものが在っただけで、それこそまさしく獣道に違いなかった。たとえここが獣道であったとしても上り詰めてしまえば、ルートは見付かるはず、と、もはや雨は降り止んだにもかかわらず、シダを伝う雫で下半身をビショビショにしながら上っていった。  上り詰めた尾根筋には強風化した花崗岩の砂利が拡がり、いかにもハイキングルートの一部、と云った風情であった。そしてそこから西へと続く下口には一様に「崖崩落立入禁止」なんて書かれたプレートの付いたトラロープが張り巡らされていたのだった。やっぱり無理クリにでも尾根に上がったのは間違いでは無かったな、って安堵を覚えたのがそもそもの間違いだったなんて、この時には思いもよらないでいた。  本日の予定では、惣河谷支流を上り詰め、中山縦走路へと出た後に大峰山から武田