ルート:大月地獄谷 - 大月地獄滝 - 六甲ロープウェイ天狗岩駅 単独行 ■あまり役に立たない六甲山ルートガイド 大月地獄谷編 (熟練向け) コースタイム 3h 01min かつては、六甲山の名谷 (みょうだにではない) と、西山谷と並び称された大月地獄谷。しかし今日では、そのアクセスの悪さ、度重なる堰堤の建築や、震災によるF2の崩落など負の要素が重なり、人気に於いては大きく水をあけられた状況となっている。 大月地獄滝直登は挫折しているので、再度、挑みたい思い、今回はメモ書きをそのまま載せています。 11:01 登山口 右からダムx2を高巻き進む。ダムひとつを右から巻き、右岸、左岸と踏跡を辿る。 11:09-11:19 入渓 身支度をする。 しばらく沢を伝い、現れるダムを右手前より鎖、ロープを頼りに巻く。次のダムは、手前の小堰堤を右より上り、そのまま右より巻く。 小さな堰堤を怠く越えていき、ダムを右より巻く。ここは急なので気を付けなければならない。 11:52 紅葉谷第四砂防ダム 少し手前の涸沢右側を巻く。ダムを越えても下りるルートがないので、更に大巻き。 次なる大物、紅葉谷第二砂防ダム (39.8m) をかなり手前より巻く。赤テープが目印。 12:07 紅葉滝 右に残置ロープが在るも、左より飛沫を浴びながら直登。 ダムを左のタラップより上る。 "右岸(左側)落石注意 大規模落石有 平成16年度完成の堰堤の横 左側(下流見て)落石注意のこと" と貼紙あり。 12:19 パイプ砂防ダム 滝ヶ谷 で見掛けたものと同じタイプ。錆具合が美しい。 12:23-12:55 大月地獄滝 昼を摂り、地獄滝を直登する。荷物はデポし、右岸から回収しに戻る予定。 六月初旬の水は、想像以上に冷たく、体力を奪っていく。水量も多く、上を見上げることすら出来ない。一つめのチョックストーン下に避難すると、そこに打ち込まれたハーケンを見付ける。 CS越えは諦め、再びコーヒーで暖を取る。 下りに使う予定だった左の岩から登る。見た目は簡単そうだったのだが、意外とホールドが取りにくく、苦労する。 次の崩落したF2を直登。 13:12 ダム三連 タラップ付を左右右と上る。 (平成15年竣工) 平成16年竣工のを左から巻く。 この辺りは花崗岩の風化が激しく、落石が頻繁に起こっているようだ。