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蛍狩

日程:2015/06/16-17(一泊二日) ルート:能勢電鉄妙見口 - 黒川 - r605 - r604 - R477 - r605 - r732 - 歌垣山 - R477 - r731 - R372 - 亀岡 コースタイム:? 歌垣山553.5m(大阪50山) 距離:?km 累積標高:?m 天候:雨のち晴れ 気温:? 湿度:? 目的:蛍狩 同行者:ナシ 毎年、梅雨時の6月頃と云えば、いつも通りの蛍狩強化月間である。 蛍狩なんてもんを、こんな雨ばかり降る最中に敢えてする必要など全くもってないのだけれど、雨中の山行は嫌だけど何処かに出掛けてみたかったり、会社の女の子から綺麗な写真が見たいのです、なんて言われでもすれば、重たくて嫌だなんていつもボヤいている一眼なぞ持出してみようか、なんて気にもなったりするわけだ。 連休の前日。 さっさと仕事を片付け、妙見口より北へと歩む。 それは、突然の降雨で、予定より一時間ほど遅れてのスタートだった。 田圃の傍を走る用水路に光が舞うのを見つけ、時期的には大丈夫だったと確信する。 観られればいいな、位に思っていた知明湖キャンプ場の辺りには、全く見つからなかったが、他に目星を付けていた県道604号線沿いの川の上に、優雅に飛び交うその姿を見つけた。 三脚にカメラを据付け、感度を決め、補助光を消した。シャッターを押し込んでも、カシャッて手応えが伝わって来ない。それどころか、ピピッとフォーカスすらしない。 あゝ、暗すぎてAFが効かないのかと、MFに変更しようとする。しかし、暗がりの中で何処をどうイジッテも、その方法が見つけられなかった。 いつもお手軽AFに頼っていた自分を呪い、いざという時用の操作マニュアルを持ってこなかった手際の悪さを悔み、どうせ新月だから蛍の光しか写らないんだし、どうせ手の届かない果実は酸っぱいんだ、と早々に切り上げた。 その日の宿泊地に決めていた歌垣山には、20人は入れそうな東屋や綺麗なトイレが整備されており、蚊取線香を焚いていたとはいえ、全く虫達の襲撃を受けずに快適な一夜を送れた事だけが、せめてもの救いだった。 ちなみに、明るい朝日の中では、MFの切替スイッチは容易に見付かった。