GR DIGITAL IV 石鎚山を諦めた時点で気持ちは神戸へ向いていた。 「GW真っ只中だから山ん中におると思う」と一度は断ったマシューの誕生会に行く気になっていた。 参加表明を送り、オフラインになる。これから一晩、ネットから遠ざかるわけだ。 GR DIGITAL IV 小松大谷池農村公園(四阿、綺麗なトイレ、水道)、白滝奥之院(四阿、汚いトイレ)、登山道沿いの四阿(四阿)、おこや(キャンプ適地、壊れたトイレ)、横峰寺待合所(住所氏名記載、綺麗なトイレ、水道、自販機)と、野宿ポイントを確認しながら登って行く。 結局選んだのは、横峰寺待合所。同宿したのは、スパニッシュな女性二人とアメリカンな青年。 わずかばかりの言葉を交わし、みな、日没早々に眠りに就いた。 GR DIGITAL IV まだ夜も明けきらぬ早朝。青年が起き出し、ストーブで湯を沸かす音が広がった。 ボクは夜が明けるまで出発するつもりがないので、もう少しまどろんでいた。 GR DIGITAL IV 薄明が始まり、小屋の中に青年のシルエットが浮かび上がる。それをぼんやりと眺めながら、今日の計画を考えていた。 フェリーの時間は何時だっただろう?昼過ぎくらいだったような気がする。 電車で3時間かかるとして、遅くとも9時頃には乗らなければならないはずだ。 下山のコースタイムは4時間。急げば2時間ほどだろうか。 電車は1時間に1本くらいとしても、6時過ぎには出なければならない計算だった。 GR DIGITAL IV 女性二人は火を使わない朝食を摂り、青年に話しかけていた。 彼らのやり取りはスペイン語なので、解らないボクは疎外された感じだ。 ネイティブではない彼は、ところどころ英語を織り交ぜながら会話を進める。 その単語の端々から「梅干しは酸っぱいから好きではない」と言っていることが窺えた。 GR DIGITAL IV 急ぎ旅立つボクにも、その梅干しは勧められた。 「ウメボシ、ドウゾ」 英語で感謝を述べ、日本語で返される。 日本語で別れのあいさつをし、日本語で返していた。 「お気をつけて」 「God bless you」の意味を込めて。 日程:2019/04/25-28(三泊四日) ルート:横峰寺 - ...